2006年1月20日 版

「信書」システムの追加

便箋

プレイヤー間のコミュニケーションツールはMMOの重要な要素であり、信Onにおいては、現在までさまざまなチャットシステムの改良を重ねてまいりました。

また知人リスト枠を100人に拡張し、私設会話システムを導入し、前回のアップデートにおいては全国検索機能を追加いたしまして、オンライン中のプレイヤー同士のコミュニケーションツールにつきましては一通りそろってきたと認識しております。

次のコミュニケーション手段の拡張といたしまして、現在開発チームでは、「信書」システムの導入を予定しております。

これは、多種多様な「便箋」アイテムを消費することによって、メッセージをオンラインオフラインに限らずに任意のキャラクター宛てに送ることができる、いわゆるメールシステムです。

知人リストとは別に「宛先帳」を管理することができますので、プレイヤーの皆様の必要に応じてさまざまな目的にご使用いただけるものと考えております。


入魂材の効果調整

入魂材には数段階の性能差が設けられており、上位のものほど入手が困難な設定になっていることは広く知られていることと思いますが、本来の目的に使用されている入魂材は上位品のみで、下位の入魂材はあまり省みられることがないのが現状です。

入魂の目的はより高性能の装備品を作成することですので自然な成り行きといえますが、下位の入魂材と上位の入魂材の間に何もトレードオフ関係がないのもゲームバランスとして再考すべきものと考えました。

そこで次回のアップデートにおきまして、下位の入魂材ほど、鍛錬の消費割合が少なくなる調整を行います。これにより目指すべき装備品の性能レベル、入魂中の鍛錬度の消費具合などによって、入魂材に選択の幅が出てくるものと考えております。


トライアルダンジョンの調整

「飛龍の章」導入以来、プレイヤーの皆様にご利用いただいているトライアルダンジョンですが、昨今では精兵詰所の外で徒党を組んでから入場するという方法が増えてきました。

自動編成システムは本来、徒党を編成する時間を短縮し、時間のないプレイヤーの方も気軽に参加できるためのものとして開発されましたが、一定以上の人数の「待ち状態」を前提とすること、また目的にかなった編成を必ずしも導き出すものでないことから、外で徒党編成できる状況ではあまり利用されなくなってきているのが現状です。

より手軽にトライアルダンジョンをご利用いただくためには、より多くのプレイヤーの皆様に自動編成システムを選択していただける環境をつくることがまず必要であると考え、次回のアップデートにおきまして、自動編成徒党への各種特典の追加を行います。

また、現仕様では必ず7人が必要とされる徒党人数を、レベル帯別に設定する方式(4人〜7人)とし、より低レベル帯ほど必要人数が少なくて済む仕様といたします。

この調整にあわせ、トライアルダンジョン内のNPCのパラメータ調整、クエストクリア条件の調整も行います。