
じゅんいく(ぶんじゃく)
荀彧 [文若]
曹操の覇業を支えた軍師。数々の助言、献策を行い、若くして「王佐の才」と称された。
また、持ち前の慧眼と広い人脈を武器に、人材発掘にも手腕を発揮した。

じょせい(ぶんきょう)
徐盛 [文嚮]
孫権に仕えた将。赤壁、合肥攻略、荊州攻略などに従軍。
勇気ある行動で幾度も呉の危機を救い、曹丕が呉を攻めた際には、偽の城や城壁で魏軍を退けた。

じょし
徐氏
孫策・孫権の弟である孫翊の妻。才色兼備で、卜占に通じる。
夫を暗殺した犯人に再婚を迫られた際、承知した振りをして相手を油断させ、仇を討った。

そんよく(しゅくひつ)
孫翊 [叔弼]
孫堅の三男。孫策・孫権の弟。孫策に似て、勇猛果敢で武に優れる猛将。
だが、若さゆえに驕りやすいところがあり、妻の徐氏からはたびたび心配されていた。

げんがん
厳顔
蜀の将。元は劉璋配下として巴郡を守備していた。
張飛と戦い一旦は捕らえられるが、張飛の対応に感じ入って帰順する。
のちに、漢中攻略戦で黄忠とともに活躍した。

かこうき
夏侯姫
張飛の妻。夏侯淵の姪で、夏侯覇の従妹。ほとんど屋敷から出ず、大切に育てられたため、内気で恥ずかしがり屋。
人目を忍んで森へ遊びに出かけた際、張飛と運命的な出会いを果たし、妻となる。

すうし
鄒氏
張済の妻で、張繍の叔母。董卓の武将であった夫が戦死すると、甥の張繍の下に身を寄せた。
誰もが引き寄せられずにはいられない、蠱惑的な美女。

すいきょうせんせい
水鏡先生
姓は司馬、名は徽、字は徳操。「水鏡先生」は道号。襄陽の名士で、諸葛亮、龐統、徐庶らの学問の師。
臥龍・鳳雛の存在を劉備に教えた。
