コーエーテクモ競馬新聞 メイントピック

第17回 「欧州最高峰のレース迫る」

欧州競馬の最高峰、第88回 「凱旋門賞」 (仏ロンシャン競馬場、芝2400m) が2週間後の10月4日に迫っています。

ブエナビスタの回避は残念でしたが、 今年も欧州各国のトップホースが出走を予定しており、
ハイレベルの争いは必至。 なかでも英国二冠を含め GⅠ5連勝中のシーザスターズの動向が注目されています。

シーザスターズ(牡3、父ケープクロス)は、 93年の凱旋門賞を制した女傑アーバンシーの産駒で、
兄に英ダービーとキングジョージを制したガリレオを持つ超良血馬。英国のブックメーカーの前売りオッズでは
単勝2倍~2.5倍と圧倒的人気を背負っていますが、シーザスターズ陣営は馬場が悪化 (凱旋門賞は例年道悪が多い)
した場合は回避するとコメントしているので、本番当日は良馬場になってほしいものです。

さて私の予想ですが、6戦無敗の仏オークス馬スタチェリータ(牝3、父モンズーン)に ◎ を打ちます。
9月13日の前哨戦ヴェルメイユ賞では2着から繰り上がり優勝と期待外れ(?)の結果に終わりましたが、
ここはあくまでも叩き台。 あの "エリシオ" を彷彿とさせるスピードでライバルをねじ伏せてくれそうな気がします。

対抗 ◯ は、愛ダービー馬フェームアンドグローリー(牡3、父モンジュー)。 英ダービーと愛チャンピオンSでは
シーザースターズの2着に敗れましたが、2歳時にフランスで GⅠ勝ちの実績を持っており、
ロンシャンでも能力を遺憾なく発揮してくれそうです。

最後にシーザスターズですが、使い詰めで来ているのが気になります。常に全力を出すタイプの為、
そろそろ反動が出る頃だと思いますので、敢えて △ までとします。

10月1日(木)には PlayStation® Portable版 『Winning Post 7 2009』 の発売が予定されています。
一足先に、対戦レースで仮想の凱旋門賞を占ってみては如何ですか。

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