コーエーテクモ競馬新聞 メイントピック

第2回 「馬主、調教師、騎手の視点で描く競馬サークル」

さて、新しい競馬ゲームに挑戦するとして、一体どんな内容にするか。
我々が注目したのは『競馬サークル』という世界でした。

WPW2.JPG 馬主、調教師、騎手、牧場スタッフ、厩舎スタッフ、競馬記者、装蹄師、獣医etc…
競馬サークルは数多くの専門職(プロ)の方々によって構築されています。
プロが力を合わせて、1頭の競走馬を育て上げていく。
特に生涯一度の舞台・クラシックにおいては、
各陣営の愛馬にかける想いがひしひしと伝わってきて、胸が熱くなります。

それならば、馬主、調教師、騎手といった異なる視点で
この 『競馬サークル』 を表現できたら、
競馬ファンにとってはとても魅力的なゲームになるのではないか?

早速、このアイデアについて、GAMECITY市民の方を対象にした 「競馬ゲームアンケート」 にかけてみました。
すると、ぶっちぎりの1位という支持をいただくことができたのです。
こうして 『Winning Post World』 の開発はスタートしました。

※余談ですが、GAMECITYでは不定期ながら様々なゲームの市民アンケートを行っています。
このアンケート、開発チームも目を通していますので、「こんなゲームがやりたい!」「この要素を改善してほしい!」といったご希望をお持ちの方は、ぜひご記入ください。
わたしもゲーム会社に就職してから、他社さんのソフトのアンケート葉書は積極的に出すようになりました。

(以下、次回に続きます)
開発<S >