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小説 三国志 黄土の獅子たち
  小説 三国志 黄土の獅子たち

狩野あざみ、中里融司、塚本青史、秋月達郎、真樹操、森下翠、武林遙
A5判
定価 1,365円(税込)
ISBN4-7758-0313-1

 
  「三國志」をテーマにしたアクションファンタジーの第二弾。人気作家による、すべて書き下ろしの豪華短編集。
狩野あざみ、中里融司、塚本青史ら、人気作家7名が三国志を彩る主役たちの物語(ルビはファンタジー)を綴ります。
  >>第1弾「三国志 龍よ、蒼天に舞え
  >>第3弾「三国志 キリンよ、風雲を翔けよ
 
「張家のひとびと――張小燕伝」 秋月達郎
  蜀漢建国から、その衰亡までを宮中で見つめた“張飛の娘”の物語。
「江水滔々」 狩野あざみ
  呉を離れて嫁いだ孫尚香。劉備やその仲間たちと、母国の呉の狭間で揺れ動く想い。
「狼狽記」武林遙
  曹操からの出仕を拒否し隠遁する司馬懿とその妻の物語。
「感生」 塚本青史
  呉の姉妹を娶った孫堅は、太平道の陰謀を暴く過程で朱治、程普らと知り合うのだった。
「白馬の猛将」 中里融司
  心ならずも曹操の陣にいる関羽は、袁紹の陣に義兄・劉備がいることも知らずに戦場を翔る。
「大破金鎖陣」 真樹操
  徐庶が趙雲に与えた指示は、曹仁の布いた八門金鎖陣の中を戦いもせずに、ひたすらに駆け抜くことだった。
「鴻鵠は暁の雨に啼く」 森下翠
  曹家に奉公にあがった少年時代の夏侯惇が見た曹操。