合戦
合戦を仕掛ける
大名家・忍者衆・海賊衆の評定で「合戦」が決まると、軍団が出陣します。
主人公の身分が城主・元締・船大将以上なら、攻撃目標や出陣武将を決めます。

大名家の場合、攻込名分なしに攻め込むと、悪名が上がって世間の信頼を損なうことになります。
攻込名分は、以下のような相手に発生します。
- ・自勢力(または同盟勢力)が攻撃を受けた
- ・相手から同盟破棄・宣戦布告・降伏勧告を受けた
外交感情がよくない隣接勢力に対しては、宣戦布告することで相手に攻込名分を与えられます。その後、相手が攻撃してくれば、こちらも攻込名分を得られます。
また、公家宅で「治罰綸旨」に成功すれば、朝廷から攻込名分を得られます。
外交感情や攻込名分の有無などの外交情報は、情報コマンドの「勢力」で確認できます。
攻撃目標にできるのは、大名家なら他家の城、忍者衆・海賊衆なら、同じ種類の勢力の拠点か、大名家の城です。
同盟関係にある勢力は目標にできません。
1つの軍団は、軍団長1人と備(=部隊)大将4人までで構成されます。
軍団長が主人公の場合は、合戦中、自軍団の全備を操作できます。
主人公が備大将の場合は、自分が率いる備のみ操作します。
合戦が始まる直前に軍団編成を行います。主人公が軍団長の場合は、各備の兵士数・兵科を決めます。
特定の物資を必要とする兵科(騎馬隊・鉄砲隊・大筒隊など)は、出陣するときに持ってきた物資の数に応じた兵士数しか編成できません。
軍団長でない場合は、確認だけします。

兵科は9種類あり、それぞれに特徴があります。
また、各兵科には対応する技能があり、備大将の技能が高いほど有利になります。

物資は必要ない。直接攻撃力は、鉄砲・大筒より高い。弓射撃ができる。



【野戦時の移動力】3
大筒1 門につき兵士10人で編成。

【野戦時の移動力】6
兵士と同数の軍馬・鉄砲が必要。

【野戦時の移動力】5

関船1艘につき兵士10人で編成。物資は必要ない。弓射撃ができる。


野戦
出陣した軍団が、移動画面上で敵勢力の軍団に遭遇すると野戦が始まります。
敵と遭遇した場所によって、戦場の地形が変わります。敵軍団長の壊滅または退却で、勝利です。
兵糧輸送を目的とする援軍の場合は、城の隣接マスまで移動すると勝利になります。


雨や雪だと、鉄砲・大筒隊は攻撃不可。

両軍の総兵士数。

攻撃すると壊せる。

城から出撃した軍団は、城の隣接マスから退却できる。

カーソルがあるマスの地形情報。その地形での戦闘力の変化がわかる。非表示にすることもできる。

備の情報。非表示にすることもできる。

マップの端まで来ると退却できる。
備ごとに行動します。
明るいマスが移動可能範囲。マスを選んで移動する。移動する地形に応じて移動力を消費する。

移動前または移動後に、特技・柵設置などのコマンドを選べる。

移動後、攻撃可能な備があると赤いマスで表示される。マスを選んで攻撃する。

操作中の備の上で、実行できるコマンドが表示されます。
特技 | 特技(合戦札)を使う。特技に応じて、特技ポイントを消費する。 |
---|---|
退却 | 戦場から離脱する。退却ポイントにいるときのみ実行できる。 |
柵設置 | 馬防柵を設置する。柵を直接攻撃すると壊せる。 |
伏兵解除 | 伏兵状態から通常の状態に戻す。 |
委任 | 備の行動を備大将に任せる。 |
委任解除 | 委任を解除して、直接操作する。 |
待機 | その場に待機する。移動せずに待機すると、移動力が増える。 |
備にカーソルを合わせると表示されます。非表示にすることもできます。

兵士 | 0になると壊滅。 |
---|---|
士気 | 0になると退却。 |
特技 | 特技ポイント。特技(合戦札)を使うと減る。行動を終えるごとに1つ回復する。 |
状態 | 備の状態。混乱・錯乱・挑発状態は操作不能、錯乱中の部隊は味方を攻撃することがある。 |
攻城戦
出陣した軍団が、攻撃目標の拠点に到着すると攻城戦になります。
敵軍団長の壊滅もしくは退却するか、本丸の城門を破壊(攻撃側のみ)すると、勝利です。
交渉によって攻城戦を終わらせる方法もあります。


雨や雪だと、鉄砲・大筒隊は射撃不可(攻撃側のみ)。

主人公の体力と兵糧。体力が減って病気になると、能力が半減する。兵糧が尽きると、士気が激減する。

攻撃すると減る。耐久力がなくなり城門が壊れると次の攻め口に移動できる。本丸の城門が壊れると攻撃側の勝利。

総兵士数。

城門のつながりを表した図。表示中の城門が点滅する。

青いバーが長いほど優勢。交渉の成否に影響する。
軍議ののち、戦闘になります。
各備の配置や、敵との交渉を行う。「軍議終了」で攻城戦が進行する。戦闘中も軍議を開ける。

各備が順に行動する。「軍議」を選ぶと、全備の行動後に軍議が開かれる。

備ごとに行動します。
各備の情報、軍団などの情報を確認できる。

カーソルを動かし、攻撃対象などを選ぶ。リストから選ぶこともできる。

各備は、指示に従って行動します。戦闘が始まると、各備は順に指示を実行する機会が回ってきます。
主人公が軍団長なら、すべての備に指示を与えられます。
特技 | 特技(合戦札)を使う。特技に応じて、特技ポイントを消費する。 | |
---|---|---|
強襲 | 攻撃側のみ。城門を直接攻撃する。 | |
死守 | 守備側のみ。城門を攻撃から守る。 | |
射撃 | 目標の城門にいる、すべての敵備に対して、弓または鉄砲で射撃する。 | |
砲撃 | 城門や敵備を、大筒で砲撃する。 | |
委任 | 行動を備大将に任せる。 | |
軍議 | 全備の行動終了後、軍議を開く。 | |
移動 | 他の攻め口に移動する。 | |
待機 | 待機する。特技ポイントが1つ回復する。士気が少し回復する。 |
備にカーソルを合わせると表示されます。非表示に切り替えることもできます。

兵士 | 0になると壊滅。 | |
---|---|---|
士気 | 0になると退却。 | |
特技 | 特技ポイント。特技(合戦札)を使うと減る。行動を終えるごとに1つ回復する。 | |
状態 | 備の状態。混乱・錯乱・挑発状態は操作不能、錯乱中の部隊は味方を攻撃することがある。 |
軍議では、各備の配置や敵軍団長との交渉などができます。
主人公が軍団長でない場合は、軍団長に対して提案して許可された場合のみ、コマンドが実行されます。
戦闘開始後は「軍議」を選ぶと、すべての備の行動が終了したあとに軍議を開けます。
軍団命令(軍団提案) | ||
---|---|---|
交渉 | 使者を選んで、敵軍団長と交渉する。交渉に成功すると、交渉内容に基づいて攻城戦は終了する。 | |
援軍要請 | 味方(自勢力・同盟勢力)の拠点に援軍を要請する。援軍は、1勢力につき1軍団まで、最大3軍団まで要請できる。 他勢力に援軍要請する場合は、謝礼金が必要となる。1日に1回のみ実行可能。要請可能な拠点がなければ実行不可。
援軍参戦:(攻撃側)援軍を要請し、一緒に戦ってもらう。
兵糧輸送:兵糧を輸送してもらう。 敵軍撃破:(守備側)援軍を要請し、敵軍団を攻撃してもらう。 敵拠点攻撃:(守備側)敵軍団の拠点を攻撃してもらう。 |
|
退却 | 攻城戦を中止して、軍団を引き上げる。 | |
備配置 | 備の配置を決める。備を選び、配置する城門を選ぶ。【全備】を選ぶと、一括配置できる。 ※搦手に配置できるのは忍者衆・海賊衆のみ。 |
|
委任 | 備の行動を備大将に任せる。 | |
意見を聞く | 配下に意見を述べさせる。 | |
軍議終了 | ||
軍議終了 | 軍議を終了して戦闘を続ける。 | |
戦闘続行 | そのまま戦闘を続行する。 | |
簡易戦闘 | 全備の行動を委任して戦闘を見守る。 |
軍議で「軍団命令」から「交渉」を選ぶと、敵軍団長との交渉によって攻城戦を終わらせられます。
ただし、交渉は1日1回だけです。戦況が優勢なほど成功しやすくなります。
また、使者の能力「知謀」や技能「弁舌」が高いほど有利になります。
交渉画面で「項目設定」を選ぶと、交渉内容を選べます。
城将処断 | 守備側の軍団長が処断され、城を明け渡す。 | |
---|---|---|
降伏勧告 | 守備側の武将全員が降伏して攻撃側勢力の家臣になる。 | |
城外退去 | 守備側が城を明け渡す。 | |
従属勧告 | 守備側の城主が大名のとき、攻撃側勢力への従属を勧告する。 | |
従属 | 守備側の城主が大名のとき、攻撃側勢力への従属を申し入れる。 | |
同盟破棄勧告 | 守備側の城主が大名のとき、他勢力との同盟を破棄するよう勧告する。 | |
軍資金 | 攻撃側に撤兵してもらう代償として、守備側が軍資金や物資などを差し出す。停戦約定と併せて提案できる。 | |
兵糧 | ||
軍馬 | ||
鉄砲 | ||
大筒 | ||
貴重品 | ||
停戦約定 | 最大60カ月の停戦を約束する。物資要求(供与)と併せて交渉できる。停戦中の相手を攻撃すると、悪名が上がり、他のすべての勢力との関係が悪化する。 |
交渉の成功率は、戦況と交渉値によって決まります。戦況は青いバーが長いほど優勢で、交渉値は青いバーが短いほど要求が通りやすいです。
交渉値の初期値は、使者武将の能力「知謀」や技能「弁舌」などによって決まり、交渉の内容に応じて増えます。最終的な交渉値が、戦況の長さを下回っていれば、成功する確率が高くなります。
