桜花賞
皐月賞
BACKNUMBER 2003 TOPへ
河童木馬之介:いやぁ〜、帰ってきたね〜。
富樫結:帰ってきちゃいましたね〜。この企画。
河童:前大会があんだけヒサンな結果だっただけに、ふたたびお呼びがかかるとはねぇ。
結:あら、汚名返上のいいチャンスじゃない。
河童:そっ、そうね、ポジティブシンキングで予想しちゃいますか。
結:というわけで、今回は桜花賞・皐月賞・オークス・ダービー・安田記念の五番勝負、張り切っていきましょ!
河童:うむ! で、お前さんの本命はと… ありゃりゃ、スイープトウショウかよ!
結:ええっ、河童木さんもそうなの!? これじゃあ、いきなり黒星発進かしら…
河童:そうかもね、オレって回収率0%男だから、って、オイ!
結:ま、連下はかなり違うから、大丈夫… と思いたいわねっ。
河童:あぁ、スイープトウショウ出遅れ、差してくるも3着まで、というシーンが目に浮かぶよ。がんばれ、心の本命フィーユドゥレーヴ!
結:あら、そうなの。河童木さんがそう言ってくれるなら、スイープトウショウの連軸信頼度大幅アップね。
河童:そいつはどうだかわかんねえだろう。フィーユドゥレーヴが馬券にならない確率はアップしたろうけど、って、オイ!
結:河童木さん、ちょっと見ない間に、一人ノリツッコミだけはお上手になったのね。うふふ。
河童:あぁ、馬券の方も上達したい〜。
結:それはちょっとできない相談かも〜。(笑)

★今週の河童木の独り言★
「ダンスインザムードはオークスで。」

桜花賞の枠順
※今週は河童木さん、富樫結さんの予想対談でお送りしました。
なお、当社は当サイトの予想結果について一切の責任をもちません。
結の思い込み馬券
桜吹雪とともにクラシックシーズンの始まりを告げる桜花賞。今年は上位拮抗の混戦模様といった感じが窺える。本命はスイープトウショウ。前走で、課題だった坂のあるマイルコースを克服したことは大きい。一線級と戦い続けての4勝は大きな価値を持っている。強さともろさをあわせ持つ馬だが、ここは強さに期待。さて相手だが、本命が追い込みタイプということで、馬券的妙味を考慮して前々で競馬のできる馬から選んでみたい。前走スイープトウショウの2着アズマサンダース、前々でも競馬ができ実は決め手も鋭いマルターズヒート。3戦3勝の2頭も前につけられるが、どちらかを取るならムーヴオブサンデー。ダンスインザムードは兄姉を見ての通り、距離が延びてから買いたい。あと1頭、もう12戦目だけど、ここは明らかに格下だけど、距離もちょっと長いけど、1/4の抽選をくぐりぬけたエイシンワシントン産駒エイシンヘーベを応援したい。

◎スイープトウショウ
○アズマサンダース
▲マルターズヒート
△ムーヴオブサンデー
★エイシンヘーベ
単勝
スイープトウショウ 3,000点
エイシンヘーベ 500点
馬連
スイープトウショウ−アズマサンダース 3,000点
スイープトウショウ−マルターズヒート 2,000点
スイープトウショウ−ムーヴオブサンデー 1,500点
冷徹な判断
なかなか強力なメンバーが揃い、また有力馬のどれにもデータ的な不安点は見つからない。
というより、桜花賞には「これがあれば有力」というデータ条件らしいものが無いのだ。過去10年のデータをあれこれ分析してみて、1つだけハッキリ言えたのが「人気を裏切って大敗した馬には、奇妙にダート勝ち馬が少ない」ということ。これを無理やり逆に言えば「ダート勝ちがある人気馬は大敗しづらい」・・・?。マルターズヒートは是非押さえておきたい。でも◎は・・・武豊でしょう、桜花賞だもの。

◎ダンスインザムード
△マルターズヒート
△ムーヴオブサンデー
△スイープトウショウ
△ダイワエルシエーロ
△レディインブラック
3連複ダンスインザムードから限定流し
マルターズヒート−ムーヴオブサンデー 1,000点
マルターズヒート−スイープトウショウ 1,000点
マルターズヒート−ダイワエルシエーロ 1,000点
マルターズヒート−レディインブラック 1,000点
ムーヴオブサンデー−スイープトウショウ 1,000点
ムーヴオブサンデー−ダイワエルシエーロ 1,000点
ムーヴオブサンデー−レディインブラック 1,000点
スイープトウショウ−ダイワエルシエーロ 1,000点
スイープトウショウ−レディインブラック 1,000点
ダイワエルシエーロ−レディインブラック 1,000点
ケンゴの夢はワイドに
過去10年の結果を調べてみると、馬複平均配当は9952円、万馬券は3回出ている。上記結果を見ての通り桜花賞は馬券的に荒れる傾向にある。しかし、前走で5着以下の大敗をして連に絡んだのはアローキャリーとチアズグレイスのみ。やはり、ある程度前哨戦でも成績を残していない馬は買いにくい。また、フラワーカップ、クイーンカップから桜花賞に来た馬はあまり良い成績を残していない。そこで本命はチューリップ賞1着馬スイープトウショウ。出遅れ癖があるのが不安だがこの馬の瞬発力は群を抜いている。対抗は昨年の最優秀2歳牝馬ヤマニンシュクル。前走休み明けで伸びきれなかったが、一叩きして変わってくるだろう。最後にアネモネSを圧勝したレディインブラックを押さえる。

◎スイープトウショウ
○ヤマニンシュクル
▲レディインブラック
ワイド
スイープトウショウ−ヤマニンシュクル 5,000点
スイープトウショウ−レディインプラック 5,000点
"&S"のタテ目上等!
恥ずかしながら、私はパドックで馬の良し悪しが見極められない。テレビの解説なんて聞いててもさっぱり…。ただ、そんな私がパドックで「おっ!」と目をつけた馬がいた。その馬はフィリーズレビューを快勝…そう、ムーヴオブサンデー! クラシックは彼女を追いかけていこうと決めた。というわけで、ムーヴオブサンデーから。気分的には総流し(!)にしたいが、この作戦は万馬券の香り漂うオークス・ダービーまでおあずけ。相手は騎手を考え、以下の3頭に。なんか、今週か来週は外国人騎手がからみそう…。

◎ムーヴオブサンデー
○ダンスインザムード
▲マルターズヒート
△ギミーシェルター
馬連
ムーヴオブサンデー−ダンスインザムード 4,000点
ムーヴオブサンデー−マルターズヒート 3,000点
ムーヴオブサンデー−ギミーシェルター 3,000点


河童木の血断!
これぞ百花繚乱。これほどまでにメンツの揃った桜花賞には、そうはお目にかかれない。まさに必見の価値アリだ。スピード自慢の乙女たちが集った以上、馬券的妙味の方も十分で、どこからでも入っていけることは間違いない。その分、難易度が高いレースとも言えるのだが…。近年の桜花賞で良績を残した馬に見られる傾向、それは「好位からの抜けだし」ができること。今回のレースで上位人気が予想される、ダインスインザムード、ムーヴオブサンデーにもそのことは当てはまる。しかし、これらを主軸に推すと、馬券的妙味は大きく薄れることは明白。デビュー以来使われ続けて本番に臨む点も上がり目に疑問符がつく。ならば、前崩れとなることを勝手に仮定して、差し脚が光る馬たちを狙ってみたい。「魔の桜花賞ペース」の再現を祈るのみだ。

◎スイープトウショウ
○ヤマニンシュクル
▲ダイワエルシエーロ
△マルターズヒート
△フィーユドゥレーヴ
3連複BOX
スイープトウショウ、ヤマニンシュクル、
ダイワエルシエーロ、マルターズヒート、
フィーユドゥレーヴ
各1,000点
Chunの倒れるときは前のめり
今年は別路線組からも有力馬が目白押しで混戦ムードだが、過去5年の結果を見る限り、芝マイル、とくに阪神芝マイルの実績を重視するのが正解だろう。2002年の2着馬ブルーリッジリバー以外の連対馬は、阪神芝マイルで平場なら1着、重賞なら4着以内という実績を残している。今年該当するのは、スイープトウショウ、ヤマニンシュクル、ロイヤルセランガー、アズマサンダース、コンコルディア、ヤマニンアルシオン、ダイワエルシエーロの7頭。このうち、前走1番人気以外で8着以下に負けているコンコルディアとヤマニンアルシオンを切って、残り5頭の馬連ボックスをオススメしたい。

◎スイープトウショウ
○ヤマニンシュクル
▲ダイワエルシエーロ
△アズマサンダース
△ロイヤルセランガー
馬連BOX
スイープトウショウ、ヤマニンシュクル、
ダイワエルシエーロ、アズマサンダース、
ロイヤルセランガー
各1,000点
鉄砲玉ヤスの悪球打ち!
前走フィリーズレビュー4着のホシノピアスから狙ってみたい。前走4着馬は過去10年で6連対。前走1、2着馬の4連対を抑えてトップの数字だ。レース別に詳細を分けてもフィリーズレビュー4着はチューリップ賞4着と同じく3連対。今回の桜花賞での4枠8番という枠順も過去10年で3連対とトップ。成績も展開も、ともに3割の後ろ盾がある。「3割も」と見るか、「3割しか」と見るかは微妙なところだが、配当的な魅力に唆されて、残りの7割には敢えて目を瞑る。相手はトライアル完勝のスイープトウショウ、ムーヴオブサンデーの2頭。1度叩かれたアズマサンダース、ヤマニンシュクルと復調期待のロイヤルセランガー、鞍上魅力のギミーシェルターまでを押さえる。

◎ホシノピアス
○スイープトウショウ
▲ムーヴオブサンデー
△ギミーシェルター
△ヤマニンシュクル
△ロイヤルセランガー
△アズマサンダース
馬連
ホシノピアス−スイープトウショウ 3,000点
ホシノピアス−ムーヴオブサンデー 3,000点
ホシノピアス−ギミーシェルター 1,000点
ホシノピアス−ヤマニンシュクル 1,000点
ホシノピアス−ロイヤルセランガー 1,000点
ホシノピアス−アズマサンダース 1,000点
BLUE馬券探偵事務所
今回のポイントは、ずばり「ダンスインザムード!」。ダンスインザダーク、ダンスパートナーを兄姉に持つ超良血馬であり、その上、2003年のリーディングトレーナーが手掛け、リーディングジョッキーが手綱を取り、前3走共に全力で追わずに楽勝という内容。マークせずにはいられない存在。3着までに入るのは鉄板。間違いない!! そこで、ダンスインザムードの前に行く馬同士と、後ろから行く馬同士に自在性ありのマルターズヒートを絡めた3連複と、ダンスインザムードがヤマニンアルシオンを捕らえられなかったときの馬単で思い切って勝負!!

◎ダンスインザムード
○ヤマニンアルシオン
▲マルターズヒート
△スイープトウショウ
△ヤマニンシュクル
△ムーヴオブサンデー
3連複ダンスインザムードから限定流し
ヤマニンアルシオン−マルターズヒート 1,500点
ヤマニンアルシオン−ムーブオブサンデー 1,500点
マルターズヒート−ムーヴオブサンデー 1,500点
マルターズヒートースイープトウショウ 1,500点
マルターズヒート−ヤマニンシュクル 1,500点
スイープトウショウ−ヤマニンシュクル 1,500点
馬単
ヤマニンアルシオン→ダンスインザムード 1,000点
武豊騎手鞍上のダンスインザムードが桜花賞レコードで圧勝。関東馬としては実に18年ぶりの桜花賞優勝を飾った。これで姉ダンスパートナー、兄ダンスインザダークにつぐ3姉(兄)妹でのクラシック制覇となった。
また管理する藤沢和調教師にとっても悲願の初クラシック制覇。2着は伏兵アズマサンダース、3着は2歳女王ヤマニンシュクル。


ということで予想陣の人数が増えたにもかかわらずなんと全敗...
河童木氏には担当からも「ダンス切って大丈夫?」と何度も聞いていたのですが...気を取り直して皐月賞の予想にご期待あれ!
第64回桜花賞:阪神第11レース
順位 枠番 馬番 馬名 騎手
ダンスインザムード 武豊
13 アズマサンダース 蛯名正義
ヤマニンシュクル 四位洋文
BACKNUMBER 2003 TOPへ