メルのお便りコーナー
(7月10日号) −ページ2−

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まず最初は、ペンネーム「ken」さんからのお手紙です。

メルちゃんこんにちわ。ロザリア様こんにちわ。
私はロザリア様の大ファンで、
その美しさと聡明さに心から憧れています!
ところでもうすぐ七夕ですね。
天の川を挟んだ織姫と彦星が会える唯一の日に
ロザリア様は一体どなたを思い出されるのでしょう。
補佐官という立場でも、年に一度のこの日くらいは
あの方に恋する乙女に戻っても構わないと思いますよ。
ね、ロザリア様?


わぁ、「美しさと聡明さに心から憧れる」だなんて、すご〜い! やっぱりロザリア様って、女王候補さんたちの憧れなんですね!

そ、そうかしら? 自分では、よくわからないから、何とも言えないわ。…それにしても、こんなに手放しで誉められると、照れてしまうわね。これからも、みなさんの手本となるよう、がんばらなくては。
ともあれ、「ken」さん、どうもありがとう。

ねぇねぇ、今はこんなに大人っぽくて素敵なロザリア様だけど、そんなロザリア様にも「あの方に恋する乙女」だったころがあるんですか?

ふふ、さあ、どうかしら・・・。それは、皆さんのご想像にお任せするわ。


ええ〜っ、メル、知りたいなぁ・・・。

まあ、知りたがり屋さんね。大人の女性には、秘密が付き物なのよ。
でも・・・そうね、女の子は誰でも、いつでも、いくつになっても「恋する乙女」だってことだけは、教えてあげるわ。
本当に、ね。

ふぅん・・・なんか、重みのあるお言葉! こういうの聞くと、メルも早く大きくなって、素敵な恋がしたいって思っちゃう。
そうだ。あの・・・メルは女の子じゃないけど、もし恋をして悩むことがあったら、ロザリア様のところに、相談しに行ってもいいですか?

ええ、いつでもいらっしゃい。楽しみにしているわ。

うわぁ、よかった! ロザリア様、どうもありがとう。
さて、それじゃあもうひとつ、お手紙を紹介するね。今度はペンネーム「花音」さんから届いたお手紙で〜す。



ロザリア様

女王候補の頃から貴女に好感を持っていました。
なんだかんだ言いつつも、謁見の日にはいつも迎えに来てくれたりして…

意地っ張りで、なかなか素直になれない貴女に
自分がだぶって見えたこともあります。
アンジェリークも好きですが、彼女よりも人間くさい部分のある貴女が大好きです。

女王補佐官のお仕事、大変かと思いますが、
貴女はきっと、「このくらい大したことではありませんわ」って
言うのでしょうね。
あまり無茶をせず、ほどほどに頑張って下さいね。

七夕のこの日、貴女は何を願うのでしょうか…
あなたの想いが届くことを祈って…

                                 花音


まあ、懐かしいわね。
女王候補だった頃のことなんて、お話するのは久しぶりだわ。

メルが聖地に来たときには、ロザリア様はもう女王補佐官で・・・女王候補さんだったときのロザリア様のことは知らないの。ロザリア様って、どんな女王候補さんだったんですか?

そうねえ・・・。ふふ、とにかく、何をするにしても一生懸命だったわ。それに、「花音」さんの言う通り、ほんのちょっぴり、素直になれないこともあったわね。今となっては、どれもみな、いい想い出だけど。

きっと、ステキな想い出がたくさんあるんだね。だって、今のロザリア様、とってもいいお顔してるもの。メルも会ってみたかったなぁ、そのころの女王陛下とロザリア様に・・・。
あ、それでね、ロザリア様。「花音」さんの言う通り、補佐官のお仕事ってやっぱり大変なんですか?

ほーっほっほ、大したことありませんわ!!
・・・と言いたいところだけど、そうね、正直言うと、大変なときもあるわ。でもね・・・
私は一人じゃない。陛下もいらっしゃるし、守護聖も、メルたちのような協力者の方々も、「花音」さんのような、素晴らしい女王候補たちもいてくれるのよ。これで、辛いなんて思うことがあって?

さすがロザリア様! この強さを、メルも見習わなきゃ。
それじゃあ次は、イラストの紹介にいきま〜す。



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