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それでは、ゲストの方を紹介するよ。ロマンチックな七夕にふさわしい、この方に来ていただきました!
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皆さん、こんにちは。ご機嫌いかがかしら? 女王補佐官のロザリアです。
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あのね、ロザリア様。七夕って、1年に1度、愛し合う2人が出会える大切な日でしょ? ロザリア様って、恋する女王候補さんたちの頼れる味方だから…今回はどうしても、ロザリア様にお客様として来てほしかったの。えへっ、来てくださって、本当にありがとうございます!
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どういたしまして、メル。
頼れるかどうかは分からないけれど、常に女王候補の皆さんが幸せでいられるよう、私なりに気を配っているつもりよ。それが伝わっているのだとしたら、光栄なことね。
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伝わってるよぉ! ロザリア様のおそばにいると、ホッとするんだもん。なんだか、優しいお姉さんって感じがして…あ、ご、ごめんなさい!
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ふふ、よろしくてよ。そう言ってもらえると、こちらも嬉しいわ。いつも私のことを「怖い」だなんておっしゃる陛下に、聞いていただきたいくらいね。
…まったくもう、どなたのせいで怖くなってるんだか。
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え・・・。でもでも、女王陛下とロザリア様は仲良しだって、守護聖様たちに聞いたことがあるよ。すごーく信頼し合ってる、親友同士なんだって。
そうだ! 今回届いたお便りやイラスト全部、あとでロザリア様の私室にお送りします。陛下と一緒に、ご覧になれるように。
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ありがとう、メル。ふふ…あの子の喜ぶ顔が目に浮かぶわね。
コ、コホン。それで、どのようなお便りが届いているのかしら?
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あ、はい。それじゃあ、お手紙の紹介を始めますねっ♪
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