「守護聖が万能だって? ハハ、買いかぶりすぎだ。 そんな素朴な信頼は、今、ここで打ち砕いてやる」 容赦ない力で主人公の腕をつかんだブライアンは 呪いのような言葉を吐く。その目はどこか悲しげだ。 「――いずれ誰もが知るだろう。守護聖の力でも…。 いや、たとえ女王陛下のお力でも、 宇宙は、どうしようもないところまで来ている。 もう尽きているんだ、宇宙の寿命は。 誰が何をしたところで変えられない」