自分の育成する大陸に降りた主人公は、 大陸の美しさに目を見張り、神殿の近くの草原を見て回る。 ——と。彼女は草原の中に横たわる人影を見つける。 それは彼女にとって見覚えのある人物で。 「すごい偶然ですね。こんな所で会うなんて」 彼女が声をかけると、彼はゆっくりと目を開く。 「はあ……。どうして、僕はここに——」 どこか具合の悪そうな彼を主人公が心配すると、 彼は主人公を突き放すように言い捨てる。 「名前も知らない男のことが心配か?」 「じゃあ、名前を教えて。私も自分の名前、教えたもの」 彼は少しためらった後、自分の名前を告げる。 「僕の名前は…ブライアン」