●島津忠恒 島津四兄弟の次男・義弘の息子であり、義久の跡を継いだ薩摩藩の初代藩主。 家督を継ぐまでは遊蕩にふける生活を送り、父から行状をたしなめられたほどであったが、当主となってからは性格を一変させた。その後も、実権は伯父・義久のもとにあったが、鹿児島城を築いて城下を栄えさせるなど、後々の薩摩藩繁栄の基礎を築いた。