城は周辺の郡(土地)を支配下においており、城は城主が、郡は領主が統治する。
大名たるプレイヤーは家臣の能力や個性、城主と領主との相性、前線での戦働きなどを思案して家臣に領地を与えていく。
任された家臣は自らの意思で領地を豊かにし、城主・領主が一丸となって勢力を発展させていく。
家臣には6段階(組頭、足軽大将、侍大将、部将、家老、宿老)の身分があり、身分に応じて領主や城主、軍団長に任命できる。
家臣が活躍して勲功を溜めると身分が上がっていくため、目をかけている家臣には積極的に働かせて勲功を上げさせよう。
城は全国に200を超えて存在する。城は周囲の土地を領地として治め、領地を「郡」に分けて管理している。
城や郡は家臣に知行として与えることができ、その統治を任せることができる。統治を任せられた武将は、城主または領主として各々の判断で城下町や郡を開発、それが城の発展へと繋がっていく。
城主になれるのは手柄を立てた“勲功”の高い武将のみで、任せられる武将は限定される。
城主の能力は城の発展速度やその方向性、城から出陣する部隊の強さを決定する重要な要素となる。
一方、領主は自領の郡を開発していくが、他にも城主を補佐してその能力を底上げするという大切な役割もある。
城主が合戦には強いが内政に疎い場合でも、領主の内政能力でそれを補うことが可能。城主と領主をいかに配置するか、その組み合わせの妙が戦略上重要な意味を持つ。
領地経営は領主に任せるのが基本だが、大名自ら指示し、領地を富ませることも可能。
大名が主に指示を行うのは、城下施設の建設となる。
城下施設は城全体に影響を与える施設で、金銭や兵糧の収入、最大兵力の増加など、さまざまな効果を得られる。
ただし、建設には多くの費用と労力が必要となるため、的確な状況判断と長期的な観点からの計画性が求められる。
部隊編制では城主を部隊長として領主たちが集い、1部隊を編制する。そのため、知行を与える場所は戦闘においても重要となる。
敵近くの城には戦闘に秀でた家臣をあてて軍事面を強化し、後方の城には内政に秀でた家臣を置くといったように戦略的な配置が必要となる。
また、城主と領主の関係によって能力をさらに強化したり、逆に弱点を補ったりと強化の方法もさまざま。適材適所の考え方は無限に広がる。
大名として任意の領地の発展を命じることもできる。
城の発展促進や領内の国衆を懐柔させるなど領地発展のための策は複数あり、状況に応じて大名の持つ金や労力を戦略的に使うことが重要となる。