5つの強大な“異民族”が登場

中国大陸には、覇権を争う諸勢力を取り囲むように異民族の勢力が存在します。異民族には「烏桓」「鮮卑」「羌」「山越」「南蛮」の5つの勢力があり、それぞれ強大な戦力を保有しています。これにより、中央での争いだけではなく、辺境での戦略も大きく変わり、より緊張感あふれる争いが生まれます。
烏桓 前漢の時代、匈奴に滅ぼされた「東胡」の一部が生き残り、烏桓山に立て籠もったことから「烏桓」と呼ばれるようになる。騎射を得意とし、テントに居住しながら水や牧草を求めて移住する。鳥獣を狩って肉を食べ、酪(ヨーグルト)を飲み、毛皮を衣服とした。武勇や指導力に長けた者は「大人」となり、部族を率いた。決まった姓はなく、大人や勇者の姓を使った。
鮮卑 前漢の時代、匈奴に滅ぼされた「東胡」の一部が生き残り、鮮卑山に立て籠もったことから「鮮卑」と呼ばれるようになる。東は遼水から西は西域の地まで広い。端牛を狩り、その角を弓に用いた。また、貂などは毛皮が柔らかく、上等な裘として用いた。狩猟や放牧だけでなく、農耕を行う者もいる。
西北部の遊牧民族。前漢時代、匈奴と共に塞外民族として勢力を張るが、紀元前54年の匈奴の内紛を契機に勢力が衰えた。その後、しばしば反乱を起こすも後漢末期には鎮圧され、渭水上流の金城、隴西、漢陽、安定近辺に移住した。羌族の血を引く馬超は、曹操が張魯討伐の西征軍を起こした際に反乱を起こした。
山越 揚子江南岸の山間に住む民族の総称。城から離れた山中に住んだことから名付けられた。短髪文身(全身の入れ墨)の風習を持つ。後漢末、漢民族が江南に侵出すると、しばしば争いを起こす。呉の北方進出のためには山越の平定が不可欠であり、孫策や孫権にたびたび征圧された。
南蛮 「南中」と呼ばれる益州南部にある部族国家。前漢、後漢の政府軍は鎮圧に向かうも、補給の困難さとゲリラ戦術に悩まされ、討伐は困難だった。演義では諸葛亮が攻略を試みるも、熱帯の過酷な気候、森に潜む猛獣、毒の沼や川などに苦戦している。インド、中央アジアに続く交易路でもある。

異民族との外交

幽州であれば「烏桓」、并州であれば「鮮卑」、といったように特定の州の“地の利”を得ると異民族勢力と外交が可能となり、使者を派遣することで外交感情を高めることができます。
一方で、戦力を整え、異民族の都市へと攻め入り、武力によって制圧することもできます。

異民族武将を配下に

異民族との外交感情が一定以上になる、もしくは武力によって制圧し、従属させると異民族武将を自勢力の配下とすることができます。
配下として自勢力に加わる異民族武将は、自勢力の都市間で自由に異動させ出陣させることができるため、大きな戦力として活躍してくれます。外交感情の低下や“地の利”の消失、対象の異民族が別勢力に従属してしまうと元の勢力に戻ってしまいます。

強力な異民族武将

異民族の武将は、戦法が発動しやすく、山や森で強い専用の陣形「四夷」を有します。また、「羌」の"戦車"、「鮮卑」の"弓騎"など、異民族ごとにそれぞれ別の固有戦法を発動します。
異民族は、味方にすれば心強いが、敵に回すと手ごわい相手となります。

戦略を大きく変化させる新要素“地の利”

各「州」の都市を一定数制圧することで、さまざまな恩恵を得られる“地の利”が新たに登場します。全ての「州」に異なる効果を持つ“地の利”が存在します。どの“地の利”の獲得を目指すかによって取るべき戦略も大きく変わるため、大陸統一をめぐる攻防は『三國志14』とは異なる新たな展開をみせます。

地の利一覧

地の利 地の利の効果
幽州 交烏 烏桓うがん」との外交が可能となる
并州 交鮮 鮮卑せんぴ」との外交が可能となる
冀州 威信 配下武将の忠誠が下がりにくくなり、俸禄の費用も下がる
青州 衆評 地域担当官による土地の自動占領の範囲が拡大する
徐州 工匠 拠点の攻撃力が上昇し、耐久の回復量が増える
淮南 用間 すべての計略の実行費用が下がる
兗州 衝地 外交感情の上昇量が増加する
豫州 地縁 異動、呼寄、探索、外交、登用、計略、交易の必要日数が減る
司隷 大秦 「大秦国(ローマ)」との交易が可能となる
京兆 安息 「安息国(パルティア)」との交易が可能となる
涼州 交羌 きょう」との外交が可能となる
揚州 交越 山越さんえつ」との外交が可能となる
交州 天竺 「天竺国(インド)」との交易が可能となる
荊北 学宮 主義経験と配下武将の獲得経験が増加する
荊南 修辞 在野武将や捕虜の登用成功率が上昇する
益州 貴霜 「貴霜国(クシャーナ)」との交易が可能となる
南中 交蛮 南蛮なんばん」との外交が可能となる

シリーズ初! ユーラシア諸外国との交易

特定の「州」の“地の利”を得ることでユーラシア諸外国との交易が可能となります。交易ができるユーラシア諸外国は、「大秦国(ローマ)」「安息国(パルティア)」「貴霜国(クシャーナ)」「天竺国(インド)」の4カ国で、ともに三国志と同時代に存在した強大な国々です。
「司隷」の“地の利”を得ると「大秦国」、「京兆」であれば「安息国」、「益州」であれば「貴霜国」、「交州」であれば「天竺国」と、それぞれ交易ができるようになります。

交易による獲得物

交易で諸外国との友好度を上げていくことで、諸外国それぞれに異なる名品や技術、固有の戦法を習得できる書物などを段階的に獲得できます。なかには非常に強力な効果を発揮するものもあり、いかに自勢力と諸外国との交易を可能にし、敵対勢力と諸外国との交易を阻止するかが重要となります。

獲得物一覧

天竺国
(インド)

マヌ法典

政治を10上昇させるうえ、寿命延長効果がある名品

実利論

地域の各開発値の上昇量が増加

ガルーダ陣術

鶴翼陣形の機動・攻城・破城を強化

戦象突撃の書センゾウトツゲキノショ

耐久と敵範囲部隊にダメージを与える戦法を習得

貴霜国
(クシャーナ)

仏典

知力を10上昇させるうえ、寿命延長効果がある名品

アミターバ

戦法の効果「状態異常付与」の効果期間を延長

転輪王輸送術テンリンオウユソウジュツ

輸送陣形の山地形における移動量が増加

阿修羅陣の書アシュラジンノショ

敵範囲部隊にダメージを与え、防御をダウンさせる戦法を習得

安息国
(パルティア)

アーラシュ弓

武力を10上昇させるうえ、退却確実となる名品

カタフラクト

戦法の効果「ダメージ」の威力を強化

波斯騎兵術ペルシアキヘイジュツ

錐行陣形の防御を強化

安息射法の書パルティアンショットノショ

敵範囲部隊にダメージを与え、混乱させる戦法を習得

大秦国
(ローマ)

戦術論

統率を10上昇させるうえ、退却確実となる名品

レギオン

戦法の発動までの間隔を短縮

カタパルト術

投石陣形が遠距離攻撃可能

亀甲隊列の書テストゥドノショ

味方範囲部隊の防御がアップし、負傷兵回復させる戦法を習得