曹丕
187年〜226年
曹操の次男。袁家の居城・鄴を攻略した際、袁煕の妻・甄氏を娶った。曹植と後継の座を争うが、長幼の序を重視する賈詡らの口添えで王太子に就任。曹操が死ぬと魏王となり、献帝の禅譲を受けて魏の初代皇帝となる。その後、たびたび蜀や呉を攻めるが戦果はなかった。在位7年、曹真、陳羣、司馬懿に次帝・曹叡の後見を託し、病没した。
曹植
192年〜232年
曹操の四男。母は卞氏。建安文学を代表する詩人。臨淄侯[リンシコウ]。陳王。曹操から才能を愛され、兄の曹丕と後継の座を争った。楊脩の助言を得て曹操が好むように振る舞うが、楊脩の入れ知恵だと発覚すると曹操から疎まれ、後継の座を逸した。