曹丕
曹植

そ う ひ

曹丕

字:

し か ん

子桓

そうしょく

曹植

字:

し け ん

子建

七歩の詩
勝者:曹植

難題にもかかわらず見事な詩を作った曹植の勝利。優れた詩の才能のおかげで曹植は死罪を免れるのだった。
 

曹操の後継者を争った曹丕と曹植。後継者争いに勝利した曹丕は曹操の葬儀に出なかった曹植を呼び出し「七歩歩く間に詩を作れ」と命じる。作れなければ、それを理由に殺そうと考えたのだ。はたして曹植はどうするのか…
対決!
曹丕
187年〜226年
曹操の次男。袁家の居城・鄴を攻略した際、袁煕の妻・甄氏を娶った。曹植と後継の座を争うが、長幼の序を重視する賈詡らの口添えで王太子に就任。曹操が死ぬと魏王となり、献帝の禅譲を受けて魏の初代皇帝となる。その後、たびたび蜀や呉を攻めるが戦果はなかった。在位7年、曹真、陳羣、司馬懿に次帝・曹叡の後見を託し、病没した。
曹植
192年〜232年
曹操の四男。母は卞氏。建安文学を代表する詩人。臨淄侯[リンシコウ]。陳王。曹操から才能を愛され、兄の曹丕と後継の座を争った。楊脩の助言を得て曹操が好むように振る舞うが、楊脩の入れ知恵だと発覚すると曹操から疎まれ、後継の座を逸した。