孫権
182年〜252年
若くして兄・孫策の後を継ぎ、江東を支配。208年、父の仇だった黄祖を討ち、劉備と結んで赤壁の戦いで曹操を撃退。以後、合肥[ガッピ]で曹操軍と戦うが、荊州を巡り劉備との対立が表面化。今度は曹操と結んで劉備の義弟・関羽を討ち、関羽の復讐戦を挑んできた劉備も夷陵の戦いで大破して荊州を支配した。
張昭
156年〜236年
呉の幕僚。張紘と共に「二張」と称された策士。孫策が江東に進出する前、周瑜の勧めで張紘と一緒に招かれた。孫策の死期が迫ると、後継者の孫権を内政面で補佐するよう遺言される。赤壁の戦いでは曹操への降伏を主張。孫権と同盟を結んで曹操と対抗しようとする諸葛亮を、論戦で説き伏せようとして失敗した。以後も呉の元老として孫権を補佐し続けた。