孫権
182年〜252年
若くして兄・孫策の後を継ぎ、江東を支配。208年、父の仇だった黄祖を討ち、劉備と結んで赤壁の戦いで曹操を撃退。以後、合肥[ガッピ]で曹操軍と戦うが、荊州を巡り劉備との対立が表面化。今度は曹操と結んで劉備の義弟・関羽を討ち、関羽の復讐戦を挑んできた劉備も夷陵の戦いで大破して荊州を支配した。
虞翻
164年〜233年
会稽太守・王朗の郡吏。後に呉に仕える。孫策に敗れた厳白虎を王朗が迎え入れた時、孫策と敵対しないように進言するが拒否される。王朗が孫策に敗れた後、孫策に招かれ、華歆を投降させた。赤壁の戦いを前に孫権と同盟を結ぶべく諸葛亮が訪れた時、張昭らと共に弁論で阻止しようとするが、逆に論破される。後に呂蒙が荊州攻略戦を起こした時、公安を守る傅士仁を説得して投降させ、作戦を成功に導いた。