甘寧
凌統

かんねい

甘寧

字:

こ う は

興覇

りょうとう

凌統

字:

こうせき

公績

親の仇と狙われて
勝者:甘寧

曹操軍相手に決死の夜襲を成功させた甘寧。甘寧に負けじと出陣した凌統だったが、絶体絶命の危機に陥ってしまう。そこを助けてくれたのが甘寧だった。たとえ自分の命を狙うものであっても仲間ならば見捨てない甘寧の勝利。

父・凌操を甘寧に殺された凌統は、味方になった甘寧を親の仇として恨んでいた。たびたび命を狙ってくる凌統に対して甘寧はどう対処するのか…
対決!
甘寧
?年〜222年
呉の勇将。元は錦帆賊の頭目。腰に鈴を帯びていた。黄祖の部下となる。孫権軍と戦い凌操を討つが重用されず、同僚の蘇飛の勧めで孫権に投降。孫権軍の将として黄祖を追いつめ、蘇飛が捕らえられると命乞いした。その後、赤壁、南郡、合肥[ガッピ]などで呉軍の先鋒として奮戦。濡須口では百人で夜襲を成功させ、魏の張遼に匹敵する活躍と称賛された。
凌統
189年〜237年
呉の武将。15歳の時、黄祖との戦いで父・凌操が甘寧に射殺され、死力を尽くして遺体を収容した。208年、投降してきた甘寧が黄祖を討った祝勝会で、父の仇を討つべく甘寧を殺そうとしたが止められる。逍遥津[ショウヨウシン]の戦いでは身を挺して孫権を守った。