黄権
?年〜240年
劉璋の幕僚。劉璋が劉備を招いて張魯を防ごうとした時、止めようとしたが聞き入れられなかった。劉備が蜀への侵攻を開始すると、張魯に救援を要請するなど劉備を防ぐ献策を重ねる。劉璋が劉備に降伏すると出仕を拒むが、劉備自らの訪問を受け仕官した。夷陵の戦いでは水軍を任され、劉備が敗れ呉軍に包囲されると、呉に降るのを潔しとせず、魏に投降。家族が劉備に殺されたとの報せを受けるが信じず、劉備も黄権の罪を問わなかった。
王累
?年〜211年
劉璋の従事。張松が劉備の迎え入れを献策すると強く反対。聞き入れようとしない劉璋が涪城[フジョウ]に赴いて劉備を迎えようとすると、城門から逆さ吊りになり命を賭していさめる。