孫権
鄧芝

そんけん

孫権

字:

ちゅうぼう

仲謀

と う し

鄧芝

字:

はくびょう

伯苗

鄧芝、孫権に舌戦を挑む
勝者:鄧芝

蜀と呉の同盟の利を力説し、それが偽りでないことを証明するために釜に飛び込もうとする鄧芝を孫権はあわててとめる。さらに鄧芝は「さきほど私を煮殺そうとした大王と、蜀と和解したい大王、どちらが本心か」と詰め寄り孫権に同盟を結ばせる。
 

関羽の仇討ちのため劉備が呉を攻めたことで険悪になっていた蜀と呉。強国・魏に対抗するため諸葛亮は再び呉と同盟を結ぼうとする。ところが使者として呉へ赴いた鄧芝を孫権は油を煮立てた釜で脅す。はたして、この舌戦の勝敗は…
対決!
孫権
182年〜252年
若くして兄・孫策の後を継ぎ、江東を支配。208年、父の仇だった黄祖を討ち、劉備と結んで赤壁の戦いで曹操を撃退。以後、合肥[ガッピ]で曹操軍と戦うが、荊州を巡り劉備との対立が表面化。今度は曹操と結んで劉備の義弟・関羽を討ち、関羽の復讐戦を挑んできた劉備も夷陵の戦いで大破して荊州を支配した。
鄧芝
?年〜251年
漢の司徒・鄧禹[トウウ]の末孫。劉璋の配下であったが、劉璋が劉備に降ると、劉備に従い尚書となる。諸葛亮の第1次北伐では趙雲を補佐。その後も北伐に参戦した。