姜維
郭淮

きょう い

姜維

字:

はくやく

伯約

かくわい

郭淮

字:

はくせい

伯済

姜維と郭淮
勝者:姜維

姜維は弓弦を空引きして矢を放つふりをする。当初は矢を避けようとしていた郭淮だったが、姜維が矢を持っていないことに気付き、ここぞとばかり姜維へ向かって矢を放つ。ところが姜維は飛んできた矢を掴み取るなり郭淮へ向かって放ち命中させる。落馬した郭淮はそのまま息絶えるのだった。
 

魏軍の郭淮の奇襲を受けて敗走する蜀軍の姜維。あわてて逃げたため弓しか持っていない姜維を郭淮が追いかける。その勝敗の行方は…
対決!
姜維
206年〜264年
魏の天水太守・馬遵の配下。第1次北伐で蜀軍を迎撃し、一度は諸葛亮を破るが諸葛亮の策にはまって蜀軍に投降。以後は蜀将として諸葛亮の北伐に参加し、諸葛亮臨終の際に兵法を伝授された。諸葛亮の死後、大将軍となって北伐を指揮。鍾会と鄧艾が蜀に攻め寄せた際、剣閣に籠もって抵抗するが、先に降った劉禅の命で降伏。蜀再興を志して鍾会と挙兵するが、敗死した。
郭淮
?年〜253年
大司農・郭全の孫。魏の武将。劉備軍との漢中攻防戦で曹洪に従軍し、連敗した張郃が曹洪に殺されそうになるとかばった。諸葛亮の北伐が始まると曹真に推挙されて副都督となり、以後、司馬懿らと協力して相次ぐ北伐を防いだ。曹爽滅亡後、夏侯覇が反旗を翻すと討伐するが、夏侯覇には逃げられる。