馬良
馬謖

ば りょう

馬良

字:

き じょう

季常

ば しょく

馬謖

字:

ようじょう

幼常

馬兄弟
勝者:馬良

馬謖は口先だけと劉備に言われ街亭の戦いで大敗北した。それに比べ馬良は優秀な幕僚として関羽、劉備を補佐した。白眉の語源どおり馬良の勝利。
 

兄弟の仲で最も優秀で「白眉」の語源となった兄・馬良。その才を諸葛亮に愛された弟・馬謖。2人を比べると、どちらが優れているのだろうか…
対決!
馬良
187年〜225年
蜀の幕僚。眉が白く、「白眉」と称される。劉備が南荊州を攻略した後、伊籍の推薦で劉備に仕える。諸葛亮が蜀に移ると、荊州を守る関羽の補佐を命じられる。関羽の襄陽進攻に従軍し、負傷した関羽が華佗の治療を受けた時は、碁の相手を務めた。荊州が呉の呂蒙に奪われると、伊籍と共に援軍を求めに成都に向かうが、その間に関羽は敗死する。夷陵の戦いでは劉備に従い、敗北。諸葛亮の南征の最中に死亡した。
馬謖
190年〜228年
蜀の武将。馬良の弟。南蛮征伐で「南蛮人の心を攻めよ」と説き、諸葛亮の信任を得る。南蛮から帰還後、謀反の噂を流して司馬懿を失脚させ、北伐の準備を整えた。228年、街亭の守備に自ら志願するが、諸葛亮の命に背き、魏の張郃に完敗。この敗戦で、蜀軍の長安攻略は不可能となり、諸葛亮の命で処刑された(泣いて馬謖を斬る)。