孫策
太史慈

そんさく

孫策

字:

は く ふ

伯符

た い し じ

太史慈

字:

し ぎ

子義

小覇王と太史慈
勝者:孫策

抵抗する太史慈を生け捕りにした孫策は、自ら縄を解き、太史慈の武勇をたたえ手厚くもてなす。感じ入った太史慈は「敗残兵を集めてくる」と約束して出かける。周囲の者は「太史慈は戻ってこないだろう」と信じなかったが孫策は太史慈を信じて待つ。太史慈が約束どおり敗残兵を集めて戻ったので孫策は大いに喜ぶ。太史慈の心を掴んだ孫策の勝利。

劉繇を攻めた孫策は、敵将・太史慈と戦う。一騎討ちで太史慈の力量を認めた孫策は、彼を味方にしたいと考える。はたして太史慈は孫策に降るのか…
対決!
孫策
175年〜200年
孫堅の長男。孫権の兄。妻は大喬。父と共に劉表軍と戦い、父が死ぬと袁術に玉璽を譲り兵を得る。江東に侵出して劉繇、厳白虎、王朗らを討ち、「江東の小覇王(覇王とは項羽のこと)」と呼ばれた。後に袁術から独立し、曹操に匹敵する勢力を築く。しかし、曹操と内通したため討った許貢の食客に襲われ負傷。後事を弟の孫権、義兄弟の周瑜に託して死んだ。
太史慈
169年〜209年
母の恩返しのため、黄巾残党に包囲された孔融を助け、劉備から援軍を取り付けた。その後、劉繇に仕え、江東に進出した孫策と激闘を演じ、最後まで抵抗する。赤壁の戦いの翌年、合肥[ガッピ]を攻めて張遼と渡り合う。