実は今回、ファーストプレイは「おすすめシナリオ」の「207年5月 劉備の飛躍」で始めてたんです。難易度☆☆☆☆☆だけど“上級モードでいけるでしょ”とか思いつつ ……
これが開始早々から攻められる、攻められる! こっちはまだヨチヨチ歩きで、たいした準備なんてできてないってのに、次から次へと攻め手がきます。いきなり滅亡したんじゃカッコ悪いんで、こっちも必死です。ここで、都市・新野の特色である「槍」を活かして槍部隊を編制しました。
部隊編制には、武将の「適性」というのが大きく影響する。槍を得意とする武将を部隊長にすえると攻撃力がアップするわけだ。 幸いなことに我がほうの主戦である、関羽、張飛、趙雲らは槍適性が「S」。兵数はやや心細いが戦闘能力は抜群だ。少数精鋭の凛々しい部隊。さぁ、お行きなさい!

戦争のポイントのひとつが、この「戦法」。状況に応じて使いこなすことが「三國志11」での戦上手と呼ばれる秘訣だ。敵部隊との間合いや仕掛けるタイミングなど駆け引きが重要になる。 迎撃する当方は物量的に劣るため、慎重策で出方をうかがう。対する敵は二手にわかれてこちらに迫り来る。部隊を多く出せない以上、多少の被害は覚悟して各個撃破だ。
関羽、強い! 張飛、強い! 怒号が飛び交うなか、バッサバッサと敵を突き倒す頼もしき我が軍。なになに? 「ナマコトオウシュウ! ナマコトオウシュウ!」とか言ってる。耳を澄ましてよく聞いてみると、どうやら中国語でセリフを言っているようだ。音楽や効果音にまぎれてたけど、そういえば他の場面でも言っていたぞ。三國志ならではの雰囲気というわけか!

二手から攻め入る敵部隊の片割れ。領地の内政施設をチクチクやっていやがる。けしからん! 
そこで、先ほど建てておいた「弓櫓」の出番です。どれほどの効果があるのか疑問だったけど、毎ターンで敵部隊を削っているじゃありませんか。単発での劇的な効果は望めないけれど「足止めしながら混乱状態に陥れれば」と、実戦を通じて見えてくるものがいろいろあります。よし、こんどは火罠を使ってみるか!

序盤の戦闘で必ずといっていいほどネックとなるのが、国力の低さからくる兵糧不足。出撃部隊にたっぷり持たせてやりたい気持ちは山々だが台所事情がそれを許すわけもなく。兵糧がなくなってしまうと、あれよあれよと兵が離脱してしまう。商人から兵糧を買い込んできっちりと補給してやるようにしたいところです。

 部隊編制
 武将の適性
 武将の特技
 戦法発動
 戦法発動
 軍事施設の効果
 敵軍壊滅
 兵糧がない!
“神将”関羽の槍戦法「螺旋突」が炸裂! 敵を混乱状態に陥れ、一気にたたみ掛ける。
 (ライター:宇山 毅)