■毛利元就(もうりもとなり)
安芸国(いまの広島県)を統一し、山陰山陽11カ国を制覇した稀代の謀将。大内家中の叛乱に乗じて大内領を奪取し、尼子家の内紛を煽って滅亡に追い込む。1555年(弘治元年) 厳島で陶晴賢(すえ はるかた)の大軍を撃破し、その後わずか十数年で中国地方の大半を版図にした。