両面宿儺りょうめんすくな

背中合わせに赤と青の二対の鬼がくっついたような姿をした異形の妖怪。仁徳(にんとく)天皇の治世に飛騨国(現在の岐阜県北部)に出現したとされ、四本の腕に持った複数の武器を振るって暴虐を極め、民から収奪を行ったという。