牛頭鬼ごずき

牛の頭を持つ鬼。亡者を苛む地獄の獄卒として、馬の頭を持つ馬頭鬼(めずき)と共に地獄絵巻などに描かれている。別名を阿傍(あぼう)といい、仏教の経典や説話ではこちらの名で記されていることが多い。地獄の獄卒としてではなく、単なる悪鬼として現世に現れる場合もある。