たたりもっけ

想いを残して死んだ霊が大量に寄り集まり、巨大なフクロウの姿をとった妖怪。 東北地方の伝承では、惨たらしい手口で殺された者が怨みを晴らすために祟りを為すことをたたりもっけという。別の伝承では、嬰児の死霊がフクロウに宿って祟りを為すことをたたりもっけと呼び、フクロウのホーホーという声は死んだ嬰児の泣き声であると信じられた。