「葭萌関~鮑三娘伝」 秋月達郎 |
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伝承に残る女将・鮑三娘の物語 |
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比類なき美しさを誇る女将、鮑三娘。弱い男には嫁がないと豪語し、挑戦者たちを負かし続けてきた彼女は、ついに運命の人と巡り合う。 |
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「謀臣」 狩野あざみ |
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困難を極めるほどに輝く賈クの智略 |
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己自身の叶わぬ想い、国を取り囲む困難な情勢。二つの難敵に対する、稀代の策士・賈クの智略はいかに。 |
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「クイ」 塚本靑史 |
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新任の地で孫堅が出逢う不可思議な事件 |
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クイに派遣された孫堅は、そこで義帝祭という聞き慣れぬ行事に出会う。しかし、祭について調べていく内に、背後から謀略の匂いが漂ってきた…… |
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「我が天下に背くとも」 中里融司 |
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孤独なのは「王」ではなく、「曹操」だった |
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死を間近に控え、人生の区切りとして関羽の命を欲する曹操。その忠臣であり、主の願いを叶えようとする徐晃。二人の行き着く先とは? |
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「覇王の青き肖像」 牧南恭子 |
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曹丕の愛が、甄洛の憎しみを溶かしていく |
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曹丕は、占領した城の中で、袁煕の妻・甄洛に出会う。敵同士でありながら、その美しさ、気高さに強く惹かれる曹丕であったが… |
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「邂逅」 真樹操 |
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山賊の親玉になってしまった趙雲の孤軍奮闘 |
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劉備に仕えたいのに仕えられない訳があって煩悶としていた趙雲は、ふとしたことから山賊の頭として祀り上げられてしまう。嗚呼、世は無常。 |
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「湖蝶桃源記」 森下翠 |
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江東の美人姉妹が出会った男とは…… |
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戦乱で不幸に遭いながらも、今は平穏に暮らしていた少女・湖蝶。しかし、一人の美しい青年に出会った瞬間から、運命の歯車は回りだす…… |