コーエーINFORMATION
2004年10月28日
「鬼」(仮 称)総合エンターテイメントコンテンツ制作発表会
10月28日(木)、六本木アカデミーヒルズ49(東京都・六本木)において、株式会社コーエー、株式会社シブサワコウプロダクション、株式会社黒澤プロダクションの三社は、映画「鬼」(仮称)の制作発表と、同作品を核とした、総合エンターテインメントコンテンツ戦略に関しての記者発表を行いました。

次世代プレイステーション
対応ゲームタイトルとして
世界初の制作
発表!

映画「鬼」(仮称)のゲーム化権を株式会社コーエーが取得。次世代プレイステーション用タイトルとして同映画を題材にしたゲームを開発します。

映画「鬼」(仮称)のヒーロー役とヒロイン役は一般公募にてオーディションを行います。11月1日より応募サイトにおいて、受付を開始します!

応募ページはこちら
応募受付は11月1日から!

ヒーロー役&ヒロイン役を
一般公募オーディション!!



株式会社コーエー、巨匠黒澤明氏原案の映画「鬼」(仮称)を核に
総合エンターテインメントコンテンツ戦略を展開

 株式会社コーエー、株式会社シブサワコウプロダクション、株式会社黒澤プロダクションの三社は、黒澤明氏の遺稿を基に映画「鬼」(仮称)を製作し、同作品を核として、ゲームをはじめとする広範囲なジャンルで商品をメディアミックス展開していきます。ゲームは、世界で初めて制作を発表する次世代プレイステーション向けタイトルとなります。映画製作、ゲーム開発まで含めた本プロジェクトの総製作費は30億円、映画興行収入、ゲーム売上まで含めた総売上規模はワールドワイドで100億円を見込みます。

(2004年10月28日 株式会社コーエー)
左からソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン プレジデント兼COO 竹野史哉氏、株式会社コーエー 代表取締役会長 襟川恵子、株式会社シブサワコウプロダクション 代表取締役社長 シブサワ・コウ、株式会社黒澤プロダクション 代表取締役 黒澤久雄氏。
株式会社コーエー 代表取締役会長 襟川恵子が、「鬼」(仮称)を核とした総合エンターテインメントコンテンツ戦略についての概要を発表いたしました。映画、次世代プレイステーション向けゲーム、音楽、書籍、グッズ、携帯電話用コンテンツといった、多岐に渡る分野でのメディアミックスを、ワールドワイドに展開することを語りました。


株式会社シブサワコウプロダクションと株式会社黒澤プロダクション、
巨匠黒澤明氏原案「鬼」(仮称)を映画化、2006年公開

 株式会社シブサワコウプロダクションと株式会社黒澤プロダクションは、映画「鬼」(仮称)を共同で製作します。
 映画「鬼」(仮称)は、映画界の巨匠黒澤明氏の遺稿を基にした歴史アクションエンタテインメントです。ストーリーは、戦国乱世を舞台に、金髪碧眼の武将が戦いの中で自分の運命を切り開いていくという物語で、黒澤明氏の「七人の侍」「隠し砦の三悪人」ともつながるテーマ、内容となっています。
 映画化にあたっては、子息である黒澤久雄とゲームプロデューサー シブサワ・コウが共同で脚本を作成し、黒澤久雄の初監督作品、シブサワ・コウの初プロデュース作品となります。公開は2006年を予定しています。
 また、「鬼」のヒーロー役およびヒロイン役については、2004年11月1日より受付を開始する一般公募オーディションにて決定いたします。

(2004年10月28日 株式会社シブサワコウプロダクション、株式会社黒澤プロダクション)

※一般公募オーディションは2004年11月1日より受付を開始します。
オーディション応募サイトを11月1日に開設いたします。いましばらくお待ちください。
株式会社黒澤プロダクション 代表取締役 黒澤久雄氏が、映画「鬼」(仮称)に関してお話しされました。久雄氏が10代のころに、父である故黒澤明氏より「金髪の青い目の武者が大活躍する話を見たくないか?」と尋ねられたエピソードや、「鬼」(仮称)の原案となった黒澤明氏が遺したスクリプトを発見された際のお話を交えながら、初監督作品となる「鬼」(仮称)への想いと意気込みを語られました。また、映画「鬼」(仮称)のストーリーに関しても触れられ、ある戦国大名と外国の女性との間に生まれた子供が大活躍する物語であることをお話しされました。また、映画制作には昔の黒澤組が全員で結集して取り組むことも発表されました。
株式会社シブサワコウプロダクション 代表取締役社長 シブサワ・コウが、初プロデュースとなる映画「鬼」(仮称)への意気込みを語りました。「久雄氏の書かれた映画の脚本を読んだときに、黒澤明氏の映画「七人の侍」や「隠し砦の三悪人」に通ずる感動があり、久雄氏と明氏に流れる共通のDNAを感じた」と語り、映画のプロデューサーとして、ゲームのゼネラルプロデューサーとして、そして株式会社シブサワコウプロダクション代表として、本プロジェクトに全力で取り組むことを述べました。

株式会社コーエー、次世代プレイステーション対応ソフトをはじめ、
メディアミックスで商品を展開

 株式会社コーエーは、株式会社シブサワコウプロダクションより映画「鬼」(仮称)のゲーム化権、その他二次利用権を得て、映画「鬼」(仮称)を総合エンターテインメントコンテンツの核と位置づけ、ゲームをはじめ、幅広いジャンルにおいてメディアミックス展開を行っていきます。
株式会社コーエーは、株式会社ソニー・コンピュータ・エンタテインメントによる次世代プレイステーション向けゲームソフトとして、「鬼」(仮称)を題材とした歴史アクションエンターテインメント作品の開発を始めます。発売時期は同映画公開と合わせ、2006年を予定しています。
 また、同じく「鬼」(仮称)を題材とした携帯電話機向けコンテンツ、キャラクターグッズ、音楽、映像、書籍など各メディアにおける多彩なメディアミックス商品展開を行ってまいります。
 なお、次世代プレイステーション向けとして制作発表されるゲームソフトは、本作が全世界で初めてのものとなります。
(2004年10月28日 株式会社コーエー)

メディアミックス展開の概念図。映画「鬼」(仮称)を核に、エンターテインメントの幅広いジャンルにおいて、様々なコンテンツを展開していく。

次世代プレイステーション向けゲームタイトルに関して、ゼネラルプロデューサーのシブサワ・コウが説明しました。「RPG性の高いアクションゲームで、インターネットを使用した新たなタイプのシステムを考えていること」、「自分の運命を切り開いていく主人公と、その手助けをする仲間たちとの物語を描き、キャラクターの成長要素を強く取り入れたものにすること」を語りました。
ご来賓として、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン プレジデント兼COO 竹野史哉様より、お話を頂戴しました。株式会社コーエーとは10年来のビジネスパートナーであり、本プロジェクトに対して十分な協力体制を取って臨みたいとのお言葉を頂きました。さらに、株式会社ソニー・コンピュータエンタテイメント 代表取締役社長 久夛良木健様からのメッセージを紹介され、「「鬼」(仮称)での新たな挑戦に胸が高鳴る。次世代プレイステーションでのタイトル開発という発表を受け、ソフトが挑もうとしている要求にしっかりと応えられるハードを世に出さなければならないと感じている」とのお話を頂戴しました。

今後の発表にご期待ください。