主人公「……私…行かなきゃ……」
天真「おい、行くって――どこ行くんだよ!」
ふらふらと森の中に入っていく主人公。 そんな主人公の様子に、天真の胸がざわついた。
天真「追いかけるぞ、詩紋!」
詩紋「ど、どうしたの? 天真先輩」
天真「ヤな予感がするんだよ。なんだかまるで、あいつの時と同じで――」
ザワリと風がふく。 募る不安をあおるように。
後悔を繰り返さないために、天真は主人公を追った。
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