アクラム「良い子だ」
強い風の中、耳元で声がはっきりと響いた。 不思議なその声に、逆らうこともできず引き寄せられる。
アクラム「さぁ、目覚めるがいい。私の手の中で」
金糸のような髪をなびかせ、圧倒的な空気をまとう姿。 仮面で隠された目元に吸い込まれるように、目が離せない。
主人公「………あなたは……?」
美しいその顔が不敵な笑みを浮かべる。 その瞬間、周囲の景色が歪んだ。
主人公「だめ、引きずりこまれ…る」
強い力に引かれ、主人公たちは時空を越える――。
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