暖かい陽気に包まれた春の日。満開の桜並木の中に、泰明の姿があった。
泰明「私はいったい、どこへ歩いていくのだろう…」
主人公を待ちながら、一人想いを巡らせる。
泰明「いつか消える時が来るなら、その時まで――」
一陣の風が駆け抜けた。無数の花びらが舞い、さらりとした長い髪がなびく。そっと髪を押さえながら、泰明は微笑みを浮かべた。
泰明「お前と一緒にいよう。そして、お前のために在ろう」
泰明「私は歩いていく。お前と共に…」
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