最後の決戦を翌日に控えた夜。夜風にあたりながら、守りたいものについて思いをはせる主人公。
天真「寝付けないのか?」
優しい声で話しかけてきたのは、天真だった。二人で同じ欄干にもたれ、京の夜空を見上げる。月明かりだけが二人を照らしていた。
天真「明日は俺をつれてけよ、役に立つぜ。お前が京を守るなら、俺がお前を守るさ」
暖かい手が髪をくしゃりと撫でる。ふと視線を横に移すと、柔らかな光を宿した瞳がこちらを見ていた。
天真「お前のそばにいたい。一緒に立ち向かうために」
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