なにかと衝突しがちな武蔵と大和。
派手に言い争いを始めた二人に、つばきが木刀を差し出して――。
- 主人公
- 「……なんでこんなことになったんだろう?」
- あやめ
- 「まったく、殿方はしょうがないですわ。神子さまを困らせて」
- つばき
- 「阿国殿、この勝負、どう見ます?」
- 阿国
- 「そうだねぇ……。武蔵は前から鍛錬を積んでるけど、大和の勘はたいしたものだし」
- 武蔵
- 「大和? なんだ、その構えは。真面目にやらないと怪我するぞ!」
- 大和
- 「うるせぇな。……いいから、いつでも来いよ」
- 武蔵
- 「その余裕が身を滅ぼすぞ。参る!」