剣の試合で勝ち星を挙げられないことに焦っていた武蔵。
だが主人公と語り合ううちに自分の夢の原点を思い出したと、晴れやかに笑う。
- 武蔵
- 「…申し訳ありません、姫様。少し休んでいいですか? 安心したら、疲れが出たようで…」
- 主人公
- 「うん、もちろん。ゆっくり休憩して。お茶は片づけておくね」
珍しく返事がない。
どうしたのかと思ったそのとき――。
- 主人公
- (え…? 肩に……)
- 武蔵
- 「……すぅ……すぅ…………」
- 主人公
- (……気持ちよさそう)
- 主人公
- (そっか。毎日、いっぱい考えてて寝不足だったのかもしれない)
- 武蔵
- 「オレは……。オレの道を……進みます……。絶対に……何があっても……」
- 主人公
- 「ふふ、夢の中でまで頑張ってる」
- 主人公
- (おやすみなさい、武蔵くん。……お疲れ様)