ギャラリー

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イベントスチル原画はすべて水野十子氏が担当!

秋深まったある夜、まどろみの中にいた梓はふと温もりを覚え、目を覚ました。

(ん…? 暖かい……)
 
(なんだ、毛布か…)
(毛布って、こんなに暖かかったっけ…?)

薄く目を開いた梓の目に飛び込んできたのは他でもない村雨の顔だった。

(ええええっ!? ──む、村雨さん!?)
(なんで? どうして村雨さんがここに……! いったいどうなってるの!?)
(寝てる……本物だよね? だって夢にしてはリアルすぎる。まつ毛だってはっきりくっきり──)
(暖かいと思ったら、村雨さんの腕が触れてるせいだったんだ)
村雨
「……ん……」

おでこのすぐそばに、吐息を感じて──