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第弐回(2002/10/25)

『遙か』のキャラクターは、とにかく衣装と柄、小物が細かーい!
(大貫健一さんの制作絵日記でもその大変さが紹介されていましたね。)
でも、そこが『遙か』の魅力でもあります!!!

何十人の手に寄って描かれるアニメ原画の場合、抜けやすいんですよね、小物・・・・。
これを回避する為に、現場では、原画時に漏れのないように、皆で(大貫さん→制作君→コーエーさんの3者)総チェックしてます。
これが次の動画で抜ける事もあるのでフィルムが納められるまでは気が抜けません。
PSゲーム、OVA上巻、そして今回の下巻制作上で見てみると・・・。
『イノリのピアス(特に上の小さい2コ)や腕輪』『天真のネックレス』は原画時に忘れないよう特に注意してます。

あと、各キャラの『宝玉』も必死で注意しています。首の横とか。(^^;)
それから、『友雅と鷹通の着物柄』はやっぱり難しいみたいですね。大体、大貫さんが全修正してます。

アニメーションの場合「動く絵」ですから、動いているときの着物の襟や袖が重なる部分は各自の解釈が異なって・・・。
最後は「大貫さまぁ、お任せします!」の走り書きが。
袖が風にヒラヒラなびくシーンはアニメーター泣かせなんです。
歴史ものアニメって大変なのね〜、と改めて実感。


え〜っ、今回は大貫さんによる下巻の修正原画を公開します。
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