1月20日 20:00。
突如オスマントルコ帝国の大艦隊が、チュニスからパルマ方面へと侵攻を開始。この緊急事態に対して、教皇庁より西欧諸国の全航海者に対し、迎撃の督励が布告された。

20:30。
オスマン艦隊の地中海方面先遣隊の大型ガレー約1400隻がサルデーニャ島西沖に到着。その30分後には、主力であるガレアス900隻、重ガレー3300隻、強襲ガレー1200隻という一大船団がティレニア海全域に展開した。


突然の大襲撃に対し、万難を排して各方面から馳せ参じた歴戦の勇者は、オスマン帝国の船団と比べ数的には不利な立場となった。
しかしながら、連合諸国の精鋭からなる迎撃艦隊は、圧倒的な戦力差をものともせず、実に効果的な戦術で応戦した。

隊列の伸びきったオスマン艦隊を、各個撃破により寸断。
1時間半におよぶ激闘の末、制海権を完全に奪回した。
オスマン艦隊は侵攻を断念し、イスタンブールへと敗走。
西欧諸国の平和は守られたのである。


この敗戦によって大打撃を受けたオスマントルコ帝国は、当面は海軍力の回復に努めると思われる。

しかし、帝国の拡大政策が続く限り、
今後も大攻勢を企てる可能性は高いだろう。