海賊行為を防ぐ側(討伐側)の見直しとしては、まず、賞金首との戦闘に特化した海事プレイを支える新システム“討伐者”を導入します。「Gran Atlas」以降は、海賊を討伐することで“勇名”というポイントを稼げるようになり、これを貯めていくと討伐者専用の称号を名乗れるようになります。この称号を名乗ると、対海賊戦に役立つ特殊な効果を得られます。

討伐者として活動する際、海賊の活動に目を光らせるのは基本です。そこで、発生した海賊行為やそれに対する討伐活動の情報をまとめて閲覧できる新機能が海事ギルドに導入されます。NPC“依頼仲介人”や“海事依頼仲介人”より確認できます。

カリブ海に新たな海賊島“ポートロイヤル”が登場します。 乱れ切った気風と略奪品貿易による繁栄から“世界で最も豊かで最も酷い町”と評された都市です。この都市の繁栄は、17世紀中頃にイングランドがイスパニアから奪い取ったことに始まります。中南米に勢力を拡大するイスパニアへの対抗策として、諸国の海賊に私掠免許をばら撒き、イスパニア商船を襲わせて、海賊たちによる経済を築き上げました。
皆さんはカリブの海賊に関わるクロノクエストを進めることで、この地を訪問できるようになります。

海賊からの被害は時に甚大になることもあり、一度の収奪でプレイ継続に大きな支障をきたす場合がありました。以下の修正により、この点を改善します。
● アイテムの収奪を廃止 ● 救助スキルと救命具の効果を修正 ● 《略奪命令書》の仕様変更
私掠海賊は本来、自国の黙認の下、国益にかなう活動をしていた存在です。その役割を反映するため、安全海域で自国の航海者から襲われなくなります。

悪名を海賊行為により獲得できるポイントと再定義します。これに伴い、以下の行為を行っても悪名が上昇しなくなります。
・オスマントルコとの契約
・自国よりも大勢力である国への亡命

海賊が討伐された際、賞金が支払えなかったとしてもアイテムが没収されなくなります。

賞金首と討伐者による戦闘を活発にするため、海賊行為に関わる制限事項を以下の通り緩和します。
・対人戦禁止時間の短縮
・海賊行為の回数制限の撤廃

・オプションスキル“強化倉庫”の効果を交易品のみに変更し、確実に発動するようにします。
・オプションスキル“偽装倉庫”の発動確率を向上させます。
・オプションスキル“白兵戦迎撃”を、白兵戦終了時に確率で効果を発動するようにします。
※これまで、白兵戦迎撃は白兵戦中の収奪のみを防いでいました。

対人戦において甲板戦への突入確率を下げ、白兵戦のターン経過と共にその確率が上昇するようにします。
加えて、以下のオプションスキル、スペシャルスキルの効果を調整します。
・オプションスキル“強襲甲板戦”を付けることで、ターン経過に伴う確率上昇の効果が上がります。
・スペシャルスキル“先制強襲”を付けることで、ターン経過に伴う確率上昇の効果が上がります。
・オプションスキル“甲板障壁”の甲板戦を回避できる確率を上昇させます。

オプションサービス「プレイヤー海賊回避」を使用しているプレイヤーキャラクターは、キャラクター名に青い旗のマークが表示されるようになります。
※アイテム《非戦密約の覚書》などを使用した際に表示されるマークと同じものです。