(05/09/09)
『大航海時代 Online』 をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。
ゲームをさらに奥深くするため、10月度月例アップデートにて以下の機能追加、並びに変更を行います。
※現状のゲーム攻略方法に大きく変更する内容を含みますので、事前告知の対象とします。

■ “一定距離の航海による更新処理”に関する機能変更について

一定距離の航海を行うことで、ゲーム内の更新処理が行われます。例えば、交易所における購入可能量、依頼仲介人から提示されるクエスト等が該当しますが、意図的に“一定距離の航海 → 元の街へ戻る”をくり返すことが必須行為になってしまっている(加えてそれらが非常に単調である)と認識しています。

(1) 交易をさらに奥深くするために
名産品を“一定距離の航海 → 元の街へ戻る”をくり返して大量に積み込んだ後、他の街へ輸送すること一辺倒となり、プレイ上の選択肢が狭くなっていることが危惧されます。
そこで以下の通り変更し、新しい交易品を追加するたびに、新たな攻略ルートを探す楽しさを生み出し、交易システムがさらに奥深いものへとなるよう改善します。
購入可能量の復活に必要な航行距離を、大幅に延長
購入可能量を復活させるためには、隣の街へ行く方がはるかに効率が良いようなバランスに変更します。
従って、1ヶ所の街にとどまらず、色々な街で交易品を積み込むプレイスタイルが活性化します。
一方、これまで通り1ヶ所の街で大量購入を狙う場合は8月に導入された《仕入発注書》の使いかたが鍵になります。
総じて、次にどこの街へ立ち寄って交易品を購入するかといった判断力が求められることになります。

1種類の交易品を売却した場合の名産品ボーナス(経験・名声)に上限値を設定
様々な交易品を取り扱うことを推奨する意図があります。
上限値に抵触しないよう工夫して複数の交易品を売却した場合は、これまで同様の経験・名声を獲得できます。なお、名産品を売却したときの利益(入手ドゥカート)は、これまでと全く変更ありません。

交易品の売却例
獲得する経験値・名声
交易品A:200個
を売却
上限に抵触するため、経験値・名声の獲得値が従来より減少
交易品A:100個及び
交易品B:100個を売却
これまで通りの経験値・名声を獲得可能

※上限値の例(200だと上限に抵触するが100だと抵触しない)は、あくまでも概念の説明用に記述したものです。特定の街の上限値を示すものではございません。また、名産品ボーナスの上限値は、攻略情報に類するため、非公開情報といたします。ご了承ください。

???  〜10月度月例アップデートの告知にて発表。請うご期待〜
さらに色々な街を巡って交易を行う楽しみを増やすために、新要素の追加を行います。

現状“一定距離の航海 → 元の街へ戻る”で更新されているものは、一律、必要航行距離が延長されます。これによる影響、及び追加変更点に関して、ご説明が必要なものにつきましては後述します。また、変更後の必要航行距離については攻略情報に類するため、非公開情報といたします。ご了承ください 。

(2) 生産活動をさらに活発に!
購入可能量の復活に必要な航行距離が延長されることにより、材料交易品を大量に獲得することがこれまでよりも難しくなることがあるため、下記の変更を行います。
生産レシピを見直し、材料の多いものは軽減を実施
交易品の量を見直し、全般的に生産活動が活発になるように配慮してまいります。

(3) 貴重なクエストを入手するまでの作業感の軽減
ギルドの依頼仲介人は、同じ街にとどまっている限り同じクエストを提示します。このため別のクエスト(特に提示確率の低いクエスト)を受けたい場合、上記の交易品購入同様“一定距離の航海 → 元の街へ戻る”くり返し行う攻略方法が一般化しておりました。しかし10月度アップデートにて、更新処理に必要な航行距離を延長することにより、クエストの再提示に必要な航行距離も増えてしまうことになるため、下記の変更を行うことでバランスを取ります。
《依頼斡旋状》をさらに潤沢に配布
8月に導入された《依頼斡旋状》をさらに潤沢に供給します。特に冒険者のプレイヤーは航路開拓クエスト等を行うことで、これまで以上に同アイテムが入手可能となります。供給量を増やすことにより、バザールやトレードにより他のプレイヤーから同アイテムを入手する機会が増えます。

希少なクエストの提示確率緩和
上記《依頼斡旋状》の供給増加に加え、希少なクエストの提示確率を緩和することにより、作業感の軽減を図ります。10月度アップデートでは第一弾の緩和を行いますが、必要に応じて追加緩和を検討します 。

(4) 新アイテム《投資申請書》」の導入による作業感の軽減
「一定距離の航海 → 元の街へ戻る」をくり返す行為は、他にも投資戦の局面で行われることがありました(同じ街に連続的な投資を行うため)。《仕入発注書》、《依頼斡旋状》同様、新アイテムを導入することで、再投資の作業感軽減、並びにゲーム性の向上を図ります。
新アイテム《投資申請書》」の追加
アイテムを使用することで直ちに街役人に対して再投資が可能になるアイテムです。
※《投資申請状》、《投資要請書》との記述がありましたが、正しくは《投資申請書》の誤りでした。(2005/09/15修正)

■ 街の周囲の対人戦禁止領域のルール変更

悪名値が1,000以上の賞金首プレイヤー(プレイヤー名表示色が赤色、及びオレンジ色)が街の周囲の対人戦禁止領域で安全に洋上にとどまることができること、及び同領域内においては他のプレイヤーと同じプレイヤー名表示色であることに大変多くのご意見をいただいております。この件に関して、検討を進めてまいりましたが、以下の通り変更を行います。
賞金首には、対人戦禁止領域は適用されない
キャラクター名表示も赤色またはオレンジ色で表示されるようになります。
“賞金首は洋上のどこでも襲われる可能性がある”というわかりやすいルールに一本化するため。
賞金首と討伐側の攻防を、よりスリリングなものとするため。
上記“一定距離の航海による更新処理”に関する機能変更に関連して、商人/冒険者のプレイヤーが危険海域を航行する機会がこれまで以上に増えると予想され、バランスを取る必要があると判断したため。
以上、ルール変更を中心に、事前告知が必要なものをご説明しましたが、10月度月例アップデートのご案内は、近日中の発表となります。上記に含まれていない新要素の追加もございますので、ご期待ください。
今後も『大航海時代 Online』をお引き立てくださるよう、お願い申し上げます。
チームDelfinメンバー一同