ある出来事をきっかけに、ソラとの関係がぎくしゃくし始めたかなで。 以前と同じように過ごしたいと思っても、徹底的に避けられてしまう。 明日こそはもう少しソラと話そう……そう思い眠りにつく。 夜中に目を覚ましたきっかけは、風の音だった。 窓辺で月を背負ってたたずむソラの瞳は、妖しく輝いている。 夢か現実かわからず、戸惑うかなで。 ソラ「小日向、生きてる?」 「………生きてるなら、いい」