天羽:県の音楽祭についての突撃リポート特別編、第5弾! 今回は教育実習生の先生の声を聞いちゃうよ。 それでは、名前を教えてください。 不動:俺は不動葉介(ふどう ようすけ)。星奏学院のOBで、付属大学の文学部でフランス文化を専攻してる。実習での担当科目は英語だよ。よろしくね。
天羽:すごいイケメンの先生が来たって女子に評判ですよ。語学が堪能で、物腰もやわらかいとくれば納得です。  不動:そふふ、それはうれしいね。可愛い女の子に騒がれるなんて、人生のご褒美みたいなものじゃない。
天羽:将来は、やはり教職に? 不動:さあ、それはわからないな。気の赴くままにしたいことをして、自然体でいられればそれでいいよ。
天羽:え、あのう…?うーん、まあ、いいか。じゃあ、質問を変えて。確か普通科の3年にご兄弟がいますよね? 不動:翔麻のこと?あいつは寮に入ってるから最近会ってないんだけど、どうしてる?元気にしてるかい?
天羽:.そりゃあ、もちろん! 不動:だろうね。元気のない翔麻なんて想像もつかないよ。
天羽:同感です。それじゃ、次の質問です。音楽祭に普通科からヴァイオリンで参加する女子がいるんですが、どう思いますか? 不動:音楽のことは詳しくないけれど、ステージに上がるのは大変だろうな。俺も趣味で絵を描くけど、人に見せたいとはあまり思わないもの。でも、自己表現の形は人それぞれだからね。
天羽:ひゃ〜、アンニュイなほほえみ。 不動:Merci beaucoup! ありがとう。ほめ言葉として受け取っておくよ。。
天羽:むむ、さらっとフランス語をはさんできた…。それでは、他に注目している演奏者はいますか? 不動:王崎かな。彼のヴァイオリンは高校の頃から有名だったよ。親しくなったのは大学からだけど、友人のよしみで、ときどき聞かせてもらってる。
天羽:それでは、最後に、音楽祭を楽しみにしているみなさんに向けて一言お願いします。 不動:音楽であれ絵であれ、美しいものに触れると心が豊かになるよね。よかったら、この機会に楽しまない?俺と一緒にさ。
※インタビューは、「100万人の金色のコルダ」の設定に基づいた内容となっています。