天羽:県の音楽祭についての突撃リポート特別編、第2弾! 今回は音楽つながりでバンドマンの声を聞いちゃうよ。 それでは、名前と楽器を教えてください。 不動:不動翔麻(ふどう しょうま)。ベース担当だ。普通科の3年で集まってバンド組んでる。俺たちのバンドの名前はー
天羽:わわっ、ちょっと、ちょっと。いきなりマイク奪って語りださないでくださいよ。音楽祭についてのインタビューなんですから。  不動:ちょっとくらいいーじゃん。ライブとかに客呼ぶためにもメディア出演は大事なんだよ。うちも取材してくれ。そしたらインタビューに答えてやる。
天羽:く〜っ、ちゃっかりしてる! …じゃあ、ちょっとだけですよ。先輩のプロフィールを教えてください。 不動:じゃあまず、俺の個人情報だ。5月27日生まれ、ふたご座のO型。身長178cm。一応、帰国子女ってヤツだが使えんのは日本語だけ。親が仕事で海外行ってるんで、今は星奏学院の学生寮・菩提樹寮でひとり暮らしだ。仕送りしてもらってるけど、小遣い分は全部バイトで稼いでるぜ。どうだ、偉いだろー!んでもって―
天羽:―はい、ありがとうございました。それでは話を元に戻して…音楽祭に普通科からヴァイオリンで参加する女子がいるんですが、どう思いますか? 不動:へぇ、音楽祭って普通科の生徒も出るんだ。うーん、ま、テキトーにがんばれ。高校時代に打ち込める何かを見つけたら幸せだ…ってうちの兄貴が言ってた。
天羽:心のこもらない激励だなあ…。 不動:ん? 何か言ったか?
天羽:いえ、何でも。では、他に注目している演奏者はいますか? 不動:火原かな。トランペットだっけ? クラシックのことは全然わかんねぇけど、あいつはいいヤツだ。
天羽:…それでは、最後に、音楽祭を楽しみにしているみなさんに向けて一言お願いします。 不動:クラシックもいいけど、ロックもいいぞ。うちのバンドのライブも聞きに来てくれよな、待ってるぜ!
※インタビューは、「100万人の金色のコルダ」の設定に基づいた内容となっています。