天羽:学園代表で県の音楽祭に出演する演奏者に突撃レポート第2弾! 2人目はこの方!名前と担当楽器について教えてください。 土浦:普通科2年、土浦梁太郎だ。楽器はピアノをやってるぜ。
天羽:ふうん、ちょっと意外ですね。見た感じ、いかにもスポーツマンって印象ですが? 土浦:おいおい、失礼なヤツだな。スポーツやっているヤツがピアノ弾いてちゃおかしいか?家がピアノ教室なんだよ。ま、スポーツもやってるけどな。中学の頃からサッカー部に入ってる。
天羽:ほうほう、2足のわらじってやつですね。両立って大変じゃないですか? 土浦:家じゃピアノを練習して、外じゃサッカーに打ち込む。ちゃんと両立できてると思うぜ。だが、お前、俺にサッカーについて語ってほしいのか?
いや、それはまた別の機会にということで。じゃあ、質問を変えて…。音楽祭に普通科からヴァイオリンで参加する彼女のことはどう思いますか? 土浦:ヴァイオリンのことはよくしらないが、何か困ったことがあれば普通科のよしみで力になってやろうと思ってるぜ。しかし、あいつ、前にどっかで見たことある気がするんだよな…。
天羽:おおっ、運命を感じちゃったりしたとか? 土浦:運命って、あのな…。ふざけてると怒るぞ。
天羽:やや、図星だったみたいね。そう怒らないでよ。コワモテなんだから不機嫌になると女子がおびえちゃうよ〜。それでは、他に注目している演奏者はいますか? 土浦:…ヴァイオリンの月森。技術も表現も豊かなのは認める。だが、音楽科サマだかなんだか知らないが、お高くとまってるのはいけ好かないな。
天羽;あらら、こりゃ火花散ってるね。ライバル関係も見どころのひとつかな。それでは、最後に、音楽祭を楽しみにしているみなさんに向けて一言お願いします。 土浦:まさか、また人前で弾くことになるとは思わなかったが、これも何かの縁だ。いい遠藤に音楽科も普通科もないってこと見せてやらないとな。応援、よろしく頼むぜ。
※インタビューは、「100万人の金色のコルダ」の設定に基づいた内容となっています。