ルルアElmerulia Fryxell
アーランド共和国の辺境にある街において、に師事し錬金術を学んでいる少女。
の娘としてで育ち、とそこに住む人々のことが大好き。
のためにも、母親であるのような錬金術士になりたいと思っている。
が大好物で、定期的に摂取しないと欠乏症になりしょんぼりしてしまう。食べるだけでなく作るのも得意で、とあるで料理対決を挑まれることも…?
エーファEva Armster
ちょっとした過去を持つ彼女は、アルムスターの手伝いをしている。
おっとりとした性格だがしっかり者で、どのようなことでもそつなくこなす。そのため、ではとても頼りにされているほか、の中でも働き者として有名な人気者。
その器量の良さからの“二大”の1人ともいわれている。
恩のあるを支えていきたいという想いが強く、のみんなと楽しく暮らしたいと考えている。
いつも明るく元気で一緒に育ってきたルルアのことはかけがえのない人だと思っており、友情以上の感情を抱く。
フィクスFicus Finis
飄々とした雰囲気をまとう旅の師。
人をおちょくるような発言や、煙に巻くような発言を繰り返すことから、性格が悪いだの、うさんくさいだのとよく言われるが、本人はまったく気にしていない様子。
職にしているだけあってが好きで、かつ得意。彼ののタネはどれほどの達人であっても見抜けない。人前でを行って生計を立てており、それを見た人の驚いた様子を観察するのが好き。
若くて著しい成長を見せるルルアやに対しても興味津々である。
戦うときには師らしくを使う。
オーレルChristoph Aurel Arland
アーランド地方で新進気鋭のとして知られる青年。
裕福な家庭で育ってきたため、世間知らずなところもあり、プライドも高い。
子供っぽい性格は味覚にも反映されていて、好物はハンバーグで、などの苦いものが苦手。
とある最強の剣士を超えることを目標としている。剣の腕は決して口だけではなく、実際に超一流。
彼の「強くなりたい」という意思は本物であり、現在は冒険者として各地を放浪し修業をしているが、各地でさまざまな逸話を打ち立てつつある。
ピアニャPiana
出身で、『トトリのアトリエ』時から大きく成長した彼女。現在では実質の片腕として動いており、各地に錬金術を広めるべく活動している。
一応、直系の師匠はである……が、錬金術のいろははに教わった。錬金術については、と同じく理論派になっており、『』という特殊技能を修得している。
一方でいたずらっぽい面もあり、ルルアには若干いじわるな課題を出すことも。
そんな彼女はが嫌い。ほかの人が飲んでも自分は絶対に飲まないという鋼の意志を持っている。
ニコNikodemus David Dieter
でとにかく豪快な、元の男性。
船乗りらしく陽気で大らかな性格をしており、それゆえ、みんなの中でも兄貴分の存在。
生まれついてのであり、自身も海の上で生まれた。『荒波渡りのニコ』として、アーランド一帯の港町では評判で、とはいえ略奪行為をすることはなく、航路案内や漁業などを行い生計を立てていた。
ひょんな勘違いにより、愛するを壊されてしまい、その修理費用を稼ぐために冒険者として依頼をこなす日々を送っている。
ロロナRororina Fryxell
『メルルのアトリエ』時代の状態から、元の年齢へと戻った。なんだかんだでその時代のことも覚えており、たまに自身の言動や行動を思い出しては赤面している。は、いまだに「ロロナちゃん」と呼びそうになることも。
アーランドの錬金術士の中でも実力はトップクラスで、『アーランド一の錬金術士』との呼び声も高い。とはいえ、錬金術を独自の理論で理解しているため、人に教えるのはあまり上手いとはいえない。それゆえ、現在はたちの錬金術の布教活動には参加せず、各地を周りながら錬金術を人のために使っている。
への情熱は未だ衰えを知らず、日々より美味しく珍しいを作るべく奮闘している。各町についたときには最初にをふるまうことがほとんどで、彼女のことを知らない人は流浪の屋と勘違いすることも多い。
ステルクSterkenburg Cranach
現在では警備団の団長を務める、堅物で真面目な人物。自己を律しようとする気持ちが強く、普段は冷静な態度をとる。しかし心の奥底には熱いものが渦巻いており、時としてその感情が表出することも。その際には、普段は『私』である一人称が『』に変わる。
かつてのスニー・シュツルムとの一件を思い出してしまうので、はあまり好きではない。これは自らがケガをしたからというよりは、「もしあの時を守れなかったら……」と考えてしまうことに起因。
が降るとより怖そうな顔になるため、周囲からは『ステルクの前での話題は厳禁』と言われている。