女王試験が始まって、すぐのこと。
シュリの執務室を訪れると、壁に追い詰められ、宇宙を救う覚悟を問われた。
突然のことに、うまく答えられずにいると――――
シュリ
「俺は、お前が本気で宇宙を救おうと願う姿勢を望んでいる」
シュリ
「突然連れて来られたことには同情してもいい。だが…」
シュリの声は、静かで真剣だ。
シュリ
「やるからには、本気でやれ。そのためなら、俺はいくらでも力を貸してやる。…いいな」