冒険の舞台

冒険の舞台

STAGE.1

ハイラル平原

ハイラル城の周囲に広がる自然豊かな平原。
ハイラル王国を象徴するかのように川は澄み渡り、穏やかに草花がそよぐ草原であったが、現在は魔物の侵攻を受けている。
各地に点在する砦はハイラル城と王国の平和を守るためのものである。

STAGE.2

オルディン火山

絶えず火の粉が舞う活火山内部の洞窟。
行き場を失った溶岩が壁面から噴出し、自然が作り出した灼熱の海が行く手を遮る。
岩窟の奥からは良質な鉱石が取れるため、採掘が盛んに行われている。

STAGE.3

フィローネの森

神秘的なまでに背の高い巨木が生い茂る森林地帯。
複雑に絡み合った大樹の枝は、はるか上空にあらたな大地を作り出し、人々はそこに空中集落を作り、森と生活をともにしている。
この空中の大地には、絶え間なく天空から流れ続ける雨水の滝や、大樹に宿る大キノコの上を歩く道、
人々を風雨から守る洞窟のような木のウロなど、地上にはない不思議な風景が広がっている。
森の中心にある“デクの樹サマ”と呼ばれる一際大きい樹は、フィローネの森の守り神としてたたえられている。

STAGE.4

ラネール渓谷

切り立った断崖の上に広がる荒地。
渓谷の北端にある遺跡に近づくほど、植物や地形がまがまがしい様相を呈しているのは、
遺跡に住む何者かが発している強大な悪しき魔力によるものである。

STAGE.5

デスマウンテン

『時のオカリナ』に登場した周辺が岩に囲まれている活火山。
山頂の上にいつもドーナツ状の雲が浮かんでおり、この雲が出ている間はデスマウンテンが平和であると言い伝えられている。
山の中腹にある広い空洞には、岩を好物とするゴロン族がゴロンシティを築いて生活をしている。
ふもとからゴロンシティへ続く登山道は、勾配の急な坂道になっており、巨大な岩石ですら飛び跳ねながら転がり落ちる。

STAGE.6

ハイリア湖畔

豊かな水に満ちた美しい湖。
周囲には本格的なルアーフィッシングを楽しめる“つりぼり”や、怪しい博士が不思議な研究を行っている“みずうみ研究所”がある。
湖には水の神をまつる水の神殿があるが、深い水の底に入口があるため簡単に立ち入ることはできない。
ゾーラ族と呼ばれる一族が水の神殿を守っていると伝わっている。そのゾーラ族の故郷、ゾーラの里はハイリア湖から遠く離れた場所にあるのだが、何者かが次元をゆがめたせいで、湖のすぐ近くに氷付けの状態で転位してしまっている。

STAGE.7

黄昏の大地

光の世界から消え去ったはずの“影の領域”がふたたび出現し、本来の広々とした眺望を遮っている。
北にある谷には、かつて勇者がキングブルブリンと呼ばれる魔物と一騎打ちをしたと伝わる大橋が架かっている。
南にはこの大地で生活を営む人々の集落・カカリコ村がある。

STAGE.8

影の宮殿

ハイラル王国が存在する光の世界とは別の次元に存在する影の世界。その世界の王族が住まう宮殿。
光の世界と影の世界の住民はお互いの世界を行き来できないが、
何者かの魔力により、ふたたびふたつの世界がつながってしまっている。

STAGE.9

スカイロフト

スカイロフトを創造したと伝わるハイリアの女神を模した巨大な女神像や、豊かな色彩の建物が並ぶ町があり、天空に住む人々の生活の拠点となっている。大空には小さな島よりはるかに大きい空の大精霊“ナリシャ”が住んでおり、スカイロフトとその周囲の島々を見守っている。
かぼちゃの形をした店構えとおいしいかぼちゃのスープで知られるレストラン・パンプキンバーのあるパンプキン島は離れた空域にあったはずだが、どういうわけかスカイロフトに衝突している。

STAGE.10

封印の地

はるか古の時代に、世界を終えんへと導かんとする魔物を女神が封印した聖なる地であり、復活をもくろんだ封印された魔物と勇者が戦ったと伝わる場所である。えぐり取られたかのようにくぼんだ、らせん状の大地には、勇者と魔物の戦いの際に用いられた投てき兵器“パワフルピッチャーマシン”が設置してある。くぼ地の上部にある建物は封印の神殿と呼ばれ、古びた外見は長い時間の流れを感じさせる。

STAGE.11

聖剣の神殿

ハイラルの西の果てにある、湖に浮かぶ城塞都市。
数百年前に多くの魔物の襲撃に遭い、いまは廃墟と化したその都市のはずれに、そこだけ時が止まったかのように昔の姿をとどめた荘厳な神殿が残されている。神殿の奥には台座から決して抜けない高貴な剣があるとされ、かつて多くの盗賊がこれを狙ったが、誰ひとりとして剣を引き抜けなかった。月日が立ち、やがて剣を奪おうとする者はいなくなり、聖剣は都市とともに人々の記憶から忘れ去られていった……。

STAGE.12

精神の宮殿

この世界に突如現れた異空間に存在する宮殿。
庭には不気味な色のバラが咲き乱れ、異様な形にうねった樹木が育っている。また、宮殿は外部や内部がゆがみ、ところどころに深い奈落へとつながる穴が開いていて、その場に居合わせた者に心の奥底から不安を感じさせる。おそらく宮殿は実在せず、誰かの精神世界が建物という形を取って現実化したものだと思われ、その“誰か”の心は、執着や憎悪、嫉妬から生まれるゆがんだ狂気に支配されていると推測される。

STAGE.13

ゲルド砂漠

ハイラルの東には、世界を分断する地の裂け目・死の谷(デスバレー)が南北に走っており、そこを越えた先には
不毛の地・ゲルド砂漠が広がっている。砂漠には、はるか昔、この未開の地に挑んだ人々が作り上げた荒々しい文化の跡・闘技場や、
その末裔・ゲルド族の暮らす集落などが見受けられる。しかし、世界に異変が発生して以降、この砂漠は各地の魔物たちが流れ着く先と
なっており、今では魔物がはびこる人の住めない弱肉強食の世界となっている。

STAGE.14

魔獣島

「風のタクト編」で登場する不気味な雰囲気が漂う島。
島は上から見ると正五角形になっており、つねに闇に覆われている。

STAGE.15

風と大地の神殿

風の神殿と大地の神殿が、異変によってひとつに融合してしまった姿。
砦には何かをかたどった紋章が刻まれている……。

STAGE.16

ガノン城

魔王ガノンドロフに占領されたハイラル城の変わり果てた姿。城内中央には巨大な剣が突き立てられ、まがまがしい気を放出している。