オープニング曲「鬼出ヅル刻」をはじめ、和風ハンティングアクション「討鬼伝」の世界に流れる楽曲を紹介!
音楽を担当した坂本英城です。
「討鬼伝」の作曲を通じて日本の伝統音楽の奥深さや芸術性、音楽的な作法の重要性を改めて再認識しました。私のルーツである西洋のクラシック音楽をベースに、邦楽では珍しい”転調”や”教会旋法”を駆使したために、和楽器奏者の方々には苦労をお掛けしてしまいましたが、お陰様で「和」の要素をふんだんに盛り込みつつもあまり前例の無い個性的な楽曲群に仕上がったと自負しております。
ぜひゲームをプレイしていただきながら音楽にも耳を傾けていただけたら嬉しいです。
坂本 英城 坂本 英城
作曲家 / 株式会社ノイジークローク代表取締役

4歳からクラシックピアノを学び、中学時代にゲームと出会い、ゲーム音楽家になることを決意。 早稲田大学文学部を卒業後、8年間のフリーランスを経たのち、2004年に株式会社ノイジークロークを設立、作曲家兼代表取締役となる。『怪獣が出る金曜日』『タイムトラベラーズ』、『無限回廊』、『勇者のくせになまいきだ:3D』、『100万トンのバラバラ』、『428 〜封鎖された渋谷で〜』など数多くのゲーム作品に、多彩な表現で魅力ある音楽を提供。2011年5月には『無限回廊 光と影の箱』にて「世界で一番長いゲーム用書下ろし楽曲」(1曲で75分07秒)の作曲家としてギネス世界記録(TM)に認定、また、2012年にはバンド「TEKARU」を結成しファーストアルバム『TEKARU TECHNICAL』をリリース。2012年12月より琉球フィルハーモニー管弦楽団ゲーム音楽ディレクターに就任するなど、近年は作曲だけにとどまらず、多岐にわたる活動を繰り広げている。