「信長の野望・天下創世」本体を含めて、「パワーアップキット」では計7本のシナリオを楽しむことができます。半世紀におよぶ戦国時代を、7つの節目でお楽しみいただけます。
 


1551年、戦乱をくぐりぬけた諸大名はそれぞれの地盤を固めるため激しい戦いを繰り広げている。天下を握るのは誰か。まだそれを断定できる者はひとりもいなかった。


1560年、武家では茶道、連歌、能楽。そして歌舞伎踊りなどの民衆の文化も華開いた。戦乱に明け暮れる諸大名だったが、実力者たちは天下を見据えて、上洛を虎視眈々と狙っていた。


1570年、信長は足利義昭を擁して上洛を果たし、天下へ一歩近づいた。信長許すまじ。事態を憂慮した諸大名は一丸となって信長包囲網をしいた。


1582年、信長が本能寺で明智光秀に殺された。再びやってくる混沌の時代を予測して諸大名が奔走する。天下を握り、新たなる時代を切り開くのは誰か。まだその答えはない。

※シナリオ1〜3をクリアするとプレイすることができます。
1584年、羽柴秀吉が天下を握りつつあった。この信長の小者上がりの武将は信長の死後、家老の柴田勝家を賤ヶ岳に破りその地位を不動のものとしたのである。これに信長の次男、織田信雄が反発。東海一の弓取りといわれた戦上手、徳川家康と結んで反秀吉の意志を固めた。
毛利、伊達、上杉といった諸大名が息をひそめて見つめる中、対決の機運は高まっていった。今、まさに一触即発の事態を迎えたのである。
1590年、関白豊臣秀吉が動いた。秀吉への不服従を貫いてきた北条家の討伐を決意したのである。このことは全国の諸大名を震撼させた。逆らう者は潰すという秀吉の方針がはっきりしたからだ。
しかし、それでも秀吉に歯向かうものがいた。独眼竜との異名を持つ若き伊達政宗である。政宗は秀吉の目が北条家に向けられている間に、諸大名と同盟を結んだ。
ここに政宗を中心とした秀吉包囲網が完成した。
1600年、天下が治まったかに見えたころ、新たなる戦乱の兆しが表れた。秀吉の遺児、秀頼を守る石田三成と、徳川家康との緊張が頂点に達したのである。
ことあるごとに家康は三成を挑発。ついに三成は打倒家康を旗印として豊臣家の遺臣たちを集めた。対する家康も武闘派を中心として豊臣家の重臣を切り崩す。ついに諸国の大名は東西に分かれた。
天下分け目の戦いが始まる。はたして勝利は誰の手に握られるのか。